エコ×テク ガイド

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File no.004 ドライエア絶縁スイッチギヤ

電力を確実に安全に届けるためには?

「スイッチギヤ」が不可欠です。

「スイッチギヤ」は、実はどこのビルにも必ずあるとても身近な機械で、発電所から送られてくる電力を受電し、工場やビルの隅々まで確実に、安全に届けるという役割を持つ装置(開閉器=スイッチ)です。

配線・電気器具に欠かせない絶縁とは?

電気を漏らさないこと。

電気の通り道の安全を確保するために、スイッチギヤ内部に欠かせないのが絶縁技術です。
絶縁とは、電気の通り道以外のところに電気が漏れないように、その移動を絶つこと。すべての屋内配線や電気器具には、漏電や感電を防止するために、あらかじめ絶縁物が取り付けられています。

絶縁媒体に使われるSF6ガスって?

高い絶縁性能+科学的安定。

絶縁には空気・油・樹脂などさまざまな物質が使用されますが、SF6ガスは絶縁媒体としてよく使用されるもののひとつです。
正式名称を「六フッ化硫黄ガス」と言って、高い絶縁性能と化学的安定性を持つ不燃性のガスです。

排出量の削減が課題。

SF6ガスは無毒であるため、絶縁媒体として広く使われていますが、残念なことに地球温暖化への影響が大きく、温暖化係数はCO2の23,900倍もあるため、近年、SF6ガスの排出量の削減が大きな課題となっています。

ドライエア絶縁スイッチギヤはここがスゴイ!

この課題を解決するのが、三菱電機の開発した「ドライエア絶縁スイッチギヤ」。
その名のとおり、乾燥した空気で絶縁するスイッチギヤです。

  • 地球温暖化係数ゼロで環境にやさしい

    三菱電機は、独自の技術で空気と固体絶縁を組み合わせ、SF6ガスを全く使わずに、SF6ガスと同等の絶縁性能を導き出すことに成功しました。ドライエアは地球温暖化係数がゼロの環境にやさしい絶縁技術です。

  • 軽量化・省資源化に貢献

    低い圧力のドライエアを使用しているため、高圧力方式のものよりも容器を薄くでき、軽量化・省資源化にも貢献します。 もちろん、製造時のエネルギーも少なくてすみますので、CO2排出量も削減できます。

温室効果ガスの大幅削減へ。

このように、良いことづくめのドライエア絶縁技術の提供を通じて、三菱電機は、電気の流通(供給)過程における温室効果ガスの大幅な削減をめざします。

もっと詳しく知りたい方は「環境技術図鑑」へ
環境技術図鑑「製品編:ドライエア絶縁スイッチギヤ」へ

本ページで紹介した技術を、Flashによるアニメーション形式でさらに詳しく、分かりやすくご紹介します。