メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2011年 3月号(No.164)
  • エステー株式会社
  • データ分析プラットフォーム「DIAPRISM」導入事例
  • POSデータを簡単・柔軟に高速分析し付加価値の高い企画・提案に活かすことで
    スピード経営を支える営業活動を推進

「空気をかえよう」を企業スローガンに、創造的で革新的な取り組みに挑戦し続けるエステー株式会社。IT活用においても先駆的な取り組みを推進する同社は、POSデータ分析システムを構築するにあたり、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(MDIT)のデータ分析プラットフォーム「DIAPRISM(ダイアプリズム)」を導入しました。膨大なPOSデータから、営業部門や販売店に有益な情報を詳細かつタイムリーに分析・レポート化することで、市場動向・顧客ニーズを捉えた先進の営業活動を展開。また、多角的なデータ分析を行うことで、経営層をはじめ、各部門で的確かつ迅速な意思決定に役立てています。

画像:エステーの新商品

消臭芳香剤「消臭力」、防虫剤「ムシューダ」、脱臭剤「脱臭炭」などをはじめ、企業スローガン「空気をかえよう」のもと、お客様の暮らしに癒しと感動を提供するエステーの新商品

人物写真

営業本部 流通戦略グループ
マネジメントスタッフ
玉木 弦士

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営業本部 流通戦略グループ
加治屋 裕美

商品の販売状況を柔軟に把握できる
POSデータ分析基盤の構築に着手

 消臭芳香剤の「消臭力」をはじめ、防虫剤「ムシューダ」、脱臭剤「脱臭炭」などの商品とユニークなCMでおなじみのエステー株式会社。同社は独自性の高い商品開発をはじめとした創造的・革新的な取り組みを全社で推進しています。
 IT活用においても先駆的に推進するエステーでは、従来より卸から販売店への納品データを分析し、営業活動の強化に活用してきました。さらに販売店への取り組み強化の一環として、納品データだけではなく、商品の販売実績の詳細情報が把握できるPOSデータを対象とした分析基盤の構築に着手しました。営業本部 流通戦略グループ マネジメントスタッフの玉木弦士氏は次のように当時を振り返ります。
 「POSデータは店舗、商品、販売実績の詳細情報が網羅されているため、扱うデータ量は膨大です。これらの大量データを高速かつ自在に分析するためには新たな情報分析基盤の構築が不可欠でした」

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営業支援部門にも使いやすい
高速性と運用の容易性を重視

 エステーが新たな情報分析基盤を構築するにあたり、ポイントとしたことは、データ分析の高速性と運用管理の容易性でした。営業本部 流通戦略グループの加治屋裕美氏は次のように語ります。
 「POSデータ分析システムは、営業部門を支援する流通戦略グループの私どもで運用管理します。そのため、運用面での使いやすさを重視しました。特に、販売店ごとに異なる多種類のPOSデータフォーマットに対して、柔軟かつ簡単に対応できる仕組みが不可欠でした」
 エステーはシステムの選定を開始。検討した中からDIAPRISMの導入を決定します。その理由を玉木氏は次のように語ります。
 「データ分析の高速性については、以前からDIAPRISMを活用していたこともあり、その速さは実感していました。決め手となったのは、私どもの課題に対して、MDITから適切なシステム提案をしていただけたことです」
 「MDITは私どもの『こうしたい』という要望に対して、使いやすさを考慮した具体的な実現方法を提案するなど、実直に対応いただきました。例えば、万が一処理エラーが発生しても簡単に元の状態にリカバリーできるため、安心して運用できます」(加治屋氏)

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「今欲しい情報」を迅速にレポート化
販売店への営業活動が画期的に進化

 POSデータ分析システムの構築により、販売実績の詳細情報を含む多角的な分析レポートを短時間で作成できるようになりました。玉木氏は、「POSデータを多角的に分析することで、販売実績に基づく売れ筋商品、購買動向、地域特性など様々な情報をビジュアルに把握できます。そのため、販売店向けの勉強会でも、より的確なプレゼンテーションが行えるようになり、販売店からも高い信頼をいただいております」と語ります。
 その効果は第一線の営業活動でも活かされています。
 「先日、商談を進めている営業担当者から『今すぐ、このようなレポートが欲しい』との連絡がありました。すぐに最新のPOSデータを分析してレポートをフィードバックしたことで、大型商談を決めることができました。また、これまで営業担当者が数時間かかった販売店向け説明資料も約10分で作成できるようになりました。POSデータ分析システムの活用により、販売店への取り組みが着実に進化しています」(加治屋氏)
 ここで迅速なレポート化の下支えとして、POSデータへの柔軟な対応があげられます。加治屋氏は「POSデータに関しては、フォーマットの変更や新規追加など販売店からの要求に至急対応することが必須です。今回、定義ファイルを修正するだけの仕組みを構築し、簡単・迅速に対応できます」と語ります。

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多角的な分析を簡単に行い
社内スタッフへの情報提供を強化

 POSデータ分析システムにおける分析操作の1つとして、フロントエンドツールである「DIAOLAP for Microsoft Excel」が活用されています。
 「使い慣れたExcelのピボットテーブルを使えるため、『多角的な分析が効率的にできる』と営業担当者や流通戦略グループメンバーからも評価されています。また、経営層へのレポート、意思決定の迅速化にも役立っています」(玉木氏)
 さらに、他システムと連携した情報活用について玉木氏は語ります。
 「地図システムと連動した情報を提供しており、例えば、あるエリアではこの商品が売れている、単身者が多い地域ではこの商品の人気が高い、といった状況が即座に把握できるようになりました」

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データ分析の拡充により
付加価値の高い情報活用を推進

 エステーでは今回構築した情報分析基盤を使い、より広い用途で分析を行う計画です。加治屋氏は「分析レポートのバリエーションも広げ、より役に立つ情報をスピーディに提供することで、販売店への取り組み強化をはじめ、お客様のニーズに応える付加価値の高い営業活動を推進していきます」と語ります。
 玉木氏はデータ分析、データ活用のさらなる充実化について語ります。
 「今後は、POSデータに社内の管理データをリンクさせて分析を工夫していくことで、販売店への取り組み強化だけでなく、商品力のさらなる強化につながるデータ活用を提案していきます」
 エステーは、これからもITを活用した付加価値の高い営業活動、商品開発を通じてお客様のニーズを的確にキャッチし、暮らしに癒しと感動を与える商品を提供していきます。

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説明図

システム構成イメージ

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