メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.29
  • 2011年 3月号(No.164)
超高感度ISO設定と超高速シャッターによるスポーツ撮影

屋内で動きの早い被写体を撮る

 進化し続けるデジタル一眼レフカメラの特筆すべきポイントに、ISOの高感度化とシャッタースピードの高速化があります。まず高感度化ですが、これは高ければ高いほど、暗いところではっきりした写真が撮れます。なかにはISO6400を超える性能を備える機種もあります。またシャッタースピードも1/8000秒という高速化を実現しています。この超高感度ISO設定と超高速シャッタースピードを組み合わせることで、写真1のように屋内で動きの早い被写体を鮮明に撮影してみましょう。

超高感度だからこそ使える
超高速シャッタースピード

 動きの早い被写体を、静止しているかのように撮影するためには、シャッタースピードを上げる必要があります。どの程度のシャッタースピードが必要か見てみましょう。写真2をご覧ください。これは新体操で宙返りする選手を1/250秒のシャッタースピードで撮影したものです。これではかなりブレてしまいました。新体操は複雑な動きを俊敏に行うため、さらに速いシャッタースピードが必要です。しかし屋内での撮影では光量が十分でなく、レンズの絞り(F値)もこれ以上明るくはできません。この状況でシャッタースピードだけ速くすると、被写体の動きを止めることができても暗い画像になってしまいます。そこで活用するのが超高感度撮影機能です。写真3をご覧ください。これは ISO6400、シャッタースピードは1/4000秒で撮影しています。選手の動きを止め、指先に至るまでしっかりと写し出されています。
 写真1も同様の設定で撮影しました。宙返りする選手が上下逆さに静止している、不思議なイメージです。この撮影のポイントは、なんといってもシャッターを押すタイミングです。超高速シャッタースピードのため、被写体全体をしっかり止めて写すことができますが、面白いアングルの写真に仕上げるには、かなりの練習が必要です。
 冬の寒さも和らぎ、外出してスポーツ鑑賞するには、とても良い季節を迎えました。ぜひ一度、超高感度ISO設定と超高速シャッターを組み合わせた撮影をお試しください。

撮影協力:山梨県立甲府工業高校 新体操部
撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 宙返りする選手が上下逆さまに静止して写る不思議なイメージ。 100mm(35mm相当) 1/4000秒 F2 ISO6400で撮影

撮影例

写真:2 俊敏な動きの新体操では、1/250秒のシャッター速度でも被写体がブレてしまった。100mm(35mm相当) 1/250秒 F2 ISO400 で撮影

撮影例

写真:3 屋内の撮影のため、撮影感度をISO6400に上げ、1/4000秒で被写体の動きを止め、細部にわたり鮮明に写し出した作例。100mm(35mm相当) 1/4000秒 F2 ISO6400で撮影

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