メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.21
  • 2010年 5月号(No.156)
キャンドルで、演出したポートレート

超高感度の受光素子を活用した
雰囲気のあるポートレート撮影

 ニューモデルの登場により、パフォーマンスが大幅に向上するデジタルカメラ。次期モデルにどのような新機能が搭載されるのか、想像するだけでもとても楽しいことです。そうしたなかで特に目を引くのは、CMOSやCCDと呼ばれる受光素子の高感度化です。この技術の進化によって、夜間や暗い場所でも従来では想像もできなかった、鮮明で雰囲気のある写真を撮影することができるようになりました。そこで今回は、超高感度(ISO6400)の設定で、写真1のようにキャンドルライトで演出したポートレートを撮影してみました。

ほのかな光の中で
人物の動きを止める

 今回の撮影に使用する照明は、キャンドルライトだけです。モデルの顔にキャンドルを近づけられるように、CDケースを重ねて高さを調節をしました(写真2)。この状態で部屋の明かりを消して撮影開始です。撮影知識をお持ちの方は、わざわざ超高感度にしなくても、三脚などを使ってシャッタースピードを遅くすれば同様の写真が撮影できると考えるかもしれません。ところが、このような撮影では、ある程度速いシャッタースピードでなければ、被写体がブレて、写真3のような仕上がりになってしまいます。こうした失敗を防ぐためにも、超高感度設定を活用しましょう。
 もう一度写真1をご覧ください。ローソクのほのかな光がモデルを照らして、とても雰囲気のあるライティングです。ISO6400という、従来では考えられないほどの超高感度がなせる業で、驚くほどの明るさで撮影することができました。
 超高感度撮影の面白いところは、肉眼で把握できないものまで撮影できることです。仕上がりを見て初めて気づく意外性もあります。簡単で新たな発見もできますので、ぜひお試しください。

撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 ISO感度6400に設定して撮影。キャンドルのほのかな明かりでもしっかりと映し出されているのがわかる(シャッタースピード1/30秒 絞りF2.8)

撮影例

写真:2 撮影にあたり用意したのはキャンドル1本とCDケース。CDケースを重ねることで高さを調整した

撮影例

写真:3 ISO感度400に設定した場合は、三脚を使ってカメラを固定しても、人物の動きを止めることができない(シャッタースピード1/2秒 絞りF2.8)

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