メルトピア

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三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.27
  • 2010年 12月号(No.162)
都会の夜を幻想的に表現する

高感度化や手振れ補正機能の進化により
手軽になった夜景撮影

 日没時間が日々早まり、夜の時間が長くなる季節を迎えました。まばゆい光を放つ都会の夜景は、カメラマンにとってもってこいの被写体です。デジタルカメラの高感度化や手振れ補正機能の進化などにより、夜間の撮影でも三脚を使用せずに、手軽に行えるようになりました。そこで、今回はカメラを手持ちにして、都会の夜景の撮影をしてみたいと思います。ちょっとした工夫を加えることで、写真1のような都会の夜を幻想的に表現することができます。

水面を構図に入れることで
幻想的なイメージを演出する

 今回は、感度を ISO1600、シャッタースピードを1/8秒、絞りをF5.6に設定して、手振れ補正機能を使いながら撮影しました。写真2をご覧ください。夜景を明るく写し出すとともに、1/8秒というスローシャッタースピードにもかかわらず、ブレもなくシャープな写真に仕上げることができました。ISO1600での撮影は、肉眼での見た目よりもはるかに明るく夜景を写し出すことができます。この写真でも夜の雰囲気が演出できていますが、もう一工夫加えてみましょう。
 写真3は、お堀の近くに移動して撮影しました。撮影の狙いは、ゆらめく水面に反射した建物の照明を写し出すことです。くっきり写し出した地上部分と、ぼやっとあいまいな感じに照明が反射した水面との対比によって、夜景を面白く撮影できた1例です。
 ここで、もう一度写真1をご覧ください。この写真では、水面に映る照明の配色と形状に配慮して撮影を行いました。夜の都会の雰囲気を幻想的に表現できたと思いませんか。
 今回は手軽に行えるようになった夜景の撮影についてお話しました。しかし、技術的には簡単になったとはいえ、カメラマンとしての創意工夫がないと印象に残る写真には仕上げることができません。簡単に始められるからこそ、より一層のアイデアを付け加えたいものです。

撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 水面に映る照明の配色と形状に配慮して撮影することで、幻想的な写真に仕上げた作例

撮影例

写真:2 デジタルカメラの高感度化と手振れ防止機能の進化により、三脚がなくても容易に夜間撮影ができる

撮影例

写真:3 ゆらめく水面に反射した建物の照明を写し出すことで、夜景を演出した作例

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