メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.31
  • 2011年 5月号(No.166)
超ローアングル撮影で、背景をシンプルにする

人物を引き立たせるシンプルな背景

 人物撮影を行うときに、背景は写真のイメージ作りに大きな影響を与えます。背景を変更するだけで、モデルの印象を全く異なるものにすることも可能です。また、背景に凝り過ぎ複雑なものにすると、モデルが目立たなくなってしまうため、全体の調和にも気を配る必要があります。そこで今回は背景いっぱいに青空を映し出すシンプルなものにすることで、写真1のように、人物がはっきりと引き立つ撮影方法をご紹介します。

地面が写らないように視点を下げる

 人物の全身写真を撮影するときに、特に背景を意識して撮影をしなければ、モデルの立っている地面も一緒に写りこみます。しかし、今回は背景をシンプルにすることが狙いのため、地面を背景に入れない工夫が必要となります。
 写真2をご覧ください。これは、テーブルの上に置いたカップを撮影したものです。カメラの視点がカップより高い位置にあるため、背景にテーブルの白い面と青緑色の壁紙がほぼ半分ずつ写っています。次に写真3をご覧ください。こちらはテーブルの天板と同じ高さにカメラの視点を下げて撮影したものです。この視点からではテーブルの白い面が写らず、背景を壁紙の青緑色に統一することができました。このカップをモデル、テーブルの白い面を地面、青緑色の壁紙を青空に置き換えて撮影してみましょう。
 写真1をご覧ください。これはカメラの視点をモデルの足元に合わせて、超ローアングルから小高い丘の上にいるモデルを撮影したものです。背景には、ほとんど地面が入らず、青空が広がっています。このようなシンプルな背景にできると、モデルのポーズが強調されるだけでなく、表情にも注目が集まるようになります。
 今回の撮影のポイントは見晴らしのよい場所を見つけることです。例えば、川辺の堤防や丘陵地帯などが好条件なります。ちょっとした工夫でポスター写真のような雰囲気を味わえるのが、この撮影方法の魅力です。

撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 超ローアングルから小高い丘の上に立ったモデルを撮影。背景をシンプルにすることで、モデルのポーズや表情を強調することができた

撮影例

写真:2 カップより高い視点から撮影した作例。背景にテーブルの白い面と青緑色の壁紙がほぼ半分ずつ入ってしまった

撮影例

写真:3 テーブルの天板と同じ高さで撮影した作例。背景を青緑色だけにすることができた

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