メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.32
  • 2011年 6月号(No.167)
クロスフィルターを使って、きらびやかに演出する

光を放射線状に輝かせる
クロスフィルターによるアクセント

 デジタルカメラの高感度化によって、手軽に夜景撮影できるようになりました。しかし、そのまま撮影するだけでは、物足りなさを感じることもあります。このような時に、撮影表現の幅を広げるテクニックがあれば、写真にアクセントをつけ印象に残るものに仕上げることができます。今回は、簡単に利用ができ、その効果が大きいクロスフィルターの活用方法をご紹介します。このフィルターを使うことで、光を放射線状に輝かせて写真1のような、きらびやかに演出することができます。

平凡な街の風景を
きらびやかなイメージに仕上げる

 レンズフィルターとは、一般的に撮影レンズの前ネジに取り付けるもので、効果は種類によって様々あります。そのなかでもよく利用されるものがクロスフィルターです。それでは一般的な夜景の写真とクロスフィルターを使用した写真を比較してみましょう。まず、写真2をご覧ください。これは何の工夫もせずに夜の街をそのまま撮影したものです。特筆する点はありません。次に写真3をご覧ください。これはレンズの前にクロスフィルターを取り付けて撮影したものです。たったこれだけのことで、平凡な街の風景が光輝く摩天楼になったように感じませんか。これがクロスフィルターの効果で、上手に使うことで写真をきらびやかなイメージに仕上げることができます。この効果を利用して撮影したものが写真1です。水銀灯を背景にストリートミュージシャンを撮影しました。光源と被写体の位置とバランスをよく考えることで、あたかもステージの照明のように人物を引き立てることができました。
 クロスフィルターを使うポイントは、ある程度の強さがある光源が、点のように光っているということです。面積の広い、そして光源自体がやわらかい蛍光灯では、あまり効果がありません。また、日中の太陽のように、強すぎる光でも効果的な撮影が難しくなります。太陽を使うのであれば、夕暮れなどの、少し光が弱くなってからの方が、より良い効果を得ることができます。

撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 光源と被写体の位置とバランスをよく考え、クロスフィルターできらびやかに演出した作例(ISO3200 1/30秒 F5.6)

撮影例

写真:2 夜景をクロスフィルターなしで撮影した作例。ありきたりの写真になってしまった(ISO3200 1/15秒 F4)

撮影例

写真:3 クロスフィルターを使って、光を放射線状に輝かせた作例。平凡な街の風景が光輝く摩天楼になった印象を与える(ISO3200 1/15秒 F4)

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