メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2011年 8・9月号(No.169)
  • 有限会社 奈須田商店
  • 三菱酒類小売業販売管理システム「酒Do楽2011」導入事例
  • 酒販店業務に最適化された機能と
    使い勝手の良さ、的確なサポート対応により
    業務効率化と顧客対応力向上を実現

100年以上の歴史を有する酒販店の老舗、有限会社 奈須田商店は、東京・蔵前にある本店と戦後まもなく出店した銀座支店の2店舗で事業を展開しています。1980年代後半から先駆的なIT活用を進めてきた同商店では、変化する事業環境への対応を図るため、「Mr.お酒屋さんシリーズ 酒Do楽2011」を導入しました。同製品は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)が企画・開発し、株式会社三菱電機ビジネスシステム(MB)をはじめとしたビジネスパートナーが販売・サポートする、業界トップクラスの酒販店向け販売管理システムです。酒類業界特有の業務に対応した機能と使い勝手の良さに加え、新たに強化された外部データ連携機能、レーザープリンタ対応機能の活用により、さらなる業務効率化と顧客対応の向上を推進しています。

店内写真 店内写真
店内写真 戦後、銀座の発展とともに歩んできた奈須田商店銀座支店。自社ビルの1階が酒販店(写真左下)、2階がスタンディングバー「よりみちや」。雰囲気のあるバーでは、酒販店の宣伝を兼ねて、リーズナブルな価格でお酒が提供されている(写真右上)
酒販店に掲げられる看板が歴史を感じさせる(写真左上)

人物写真

専務取締役
奈須田 昭秀

さらなる顧客対応の強化に向けて
販売管理システムの更新を決断

 国内有数の商業地に店舗を構える奈須田商店銀座支店。銀座地区は、国内外の著名ブランドが出店し、多くの人で賑わう華やかさと同時に、地域住民同士の人間関係が密接な下町としての顔も持ち併せています。一般顧客向けの店舗販売からスタートした同支店では、その後、料飲店への卸販売にも注力し、地域に密着したきめ細かなサービスを提供していくことで、現在は小売と卸売の売上はほぼ同率となっています。
 「銀座における酒販店の商環境は、少しずつ変化しています。その要因の1つとしてあげられるのが、企業が進めるコスト削減です。特に、2011年3月11日に発生した東日本大震災以降は、この傾向が顕著になりました。オフィスの賃貸料が高額な銀座から八丁堀などのビジネス街に移転する企業が増え、こうした動きに合わせるように、取引先である料飲店の一部も周辺エリアへ移転する動きが出ています」と専務取締役の奈須田昭秀氏は語ります。
 このような事業環境の変化のなかで、顧客と酒販店の信頼関係をより強固なものにするのが、日頃のフットワークの良さとフェイス・トゥ・フェイスの営業活動です。
 「限られた人数で店舗を運営しなければならないだけに、顧客との関係を強化するためには、これまで以上に業務の効率化を進め、営業力の強化を図らなければなりません。そこで、旧来のシステムのリースアップを機に、将来の事業を支える販売管理システムの導入を決断しました」(奈須田氏)

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酒販店業務に精通した使いやすさと
きめ細かなサポート対応を評価

 奈須田商店では、酒税法への対応などを目的として1980年代後半に「Mr. お酒屋さんシリーズ」を導入。その後もシステムの更新を続け、「酒Do楽2011」に至るまで約25年にわたって利用してきました。
 同シリーズは、業界トップの出荷実績を有するMDISの酒類小売業向けの販売管理システムです。配達伝票や請求書の発行、店頭POSシステムとの連携機能に加え、酒税報告書の発行や種級・容量別管理といった、業界特有の要件にも対応しています。
 長年にわたって同シリーズを利用し、今回もシステム更新を決定した理由を奈須田氏は次のように語ります。
 「数多くの導入実績とユーザの声を踏まえ、酒販店業務に最適化された機能と的確なサポート対応により、同シリーズはこれまでも当社の業務に貢献してきました。『酒Do楽2011』で強化されたレーザープリンタ対応と外部データ連携機能を利用することで、さらに業務改善を図ることができ、そこで効率化できた時間をフェイス・トゥ・フェイスによるきめ細かな営業活動に振り分けられると考えました」

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手入力が不要になり、入力ミスを防止
伝票発行に要する時間は1/3以下に

 2010年末から奈須田商店銀座支店で稼働を開始した「酒Do楽2011」の新機能について、奈須田氏は次のように評価します。
 「レーザープリンタ対応により、複写式の専用紙を使っていた従来のプリンタと比較して格段にスピーディ、しかも読みやすく印刷できるようになりました。例えば、請求書出力に要していた時間が1/3以下に短縮されています。また、専用の請求書が不要になったため、用紙コストの節減にもつながっています」
 外部の商用ネットワークやネット通販の販売管理データとリンクできる外部データ連携機能はタバコの発注業務に利用しています。従来はJTの共同流通網であるTSN(たばこサービスネットワーク)を介してやり取りしていた発注データを、「酒Do楽2011」へ仕入データとして直接取り込めるようになりました。
 「これまでは週に一度、150種類ほどの商品発注データを手作業で入力していました。紙の請求書を見ながら、必要項目を入力して検品するという作業を行うため、20分以上の時間が必要で、誤入力といった人為的なミスが発生する恐れもありました。これが、外部データ連携機能により、5分程度の操作でデータの取り込みができ、ミスもなくなりました。これには本当に助かっています」(奈須田氏)
 また、少量多品種化が進むなかで、酒販店が扱う商品は急増しています。このような状況において、従来からの機能である店頭POSレジにおける商品検索や店頭掛処理機能も業務の効率化に大きく貢献しています。
 「バーコードが付いていない商品であっても店頭POSで検索が可能なため、わざわざ業務PCを設置している4階オフィスに上がって、その都度確認する必要がありません。また、店頭における顧客への掛売もPOSで簡単に処理できるため、とても便利です」と奈須田氏は評価します。
 このように、奈須田商店では「酒Do楽2011」を活用することで、さらなる業務効率向上を実現。これによって新たに創出した時間を、きめ細かな顧客対応に充てています。

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経営分析機能を駆使することで
顧客とのさらなる関係強化を推進

 奈須田商店では今後、「酒Do楽2011」に搭載されている売上集計・分析機能を駆使することで、日々の経営計画立案に活かしていく計画です。毎日すべての帳票に目を通すことが難しい多忙な状況にあることから、「特に、販売報告書の重要な項目を1つの帳票にまとめた快速日報という機能に関心があります」と奈須田氏は語ります。
 顧客とのさらなる関係強化を図る観点から、「ポイントカードを用いた顧客管理機能にも興味があります。顧客の購買履歴を把握できるため、単なるポイントカードではなく、顧客とのコミュニケーションを図るツールとしての活用を考えています」と話します。
 地域に密着したきめ細かなサービスを提供してきた奈須田商店。これからもITを活用することで、顧客対応向上を推進していきます。

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説明図

システム構成イメージ

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