メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2011年 11月号(No.171)
  • イー・アクセス株式会社
  • スマートフォン向けアプリケーション開発事例
  • Androidスマートフォン向けに
    EMnetメールアプリケーションを短期間で開発し
    ケータイメールサービスを早期に提供

「すべての人に新たなブロードバンドライフを」を企業理念に設立されたイー・アクセス株式会社。同社は、グループシナジー強化のために、モバイルブロードバンドサービスを提供してきたイー・モバイル株式会社を2011年3月に統合。「イー・モバイル」は同社のモバイル事業を支える重要ブランドとしての展開を図っています。急速に拡大するスマートフォン市場に向けてイー・アクセスは、魅力ある端末のリリースとともに、Android向け「EMnetメールアプリケーション」を三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)とテニック株式会社と協同で短期間に開発。ユーザの利便性向上を推進しています。

画像:イー・アクセス株式会社

グループシナジー強化のため、イー・モバイル株式会社を統合したイー・アクセス株式会社。「イー・モバイル」はモバイル事業部門のブランドとして展開されている。写真左はイー・モバイルの製品ラインナップ




画像:製品画像

人物写真

技術本部
デバイス開発部
副部長
渡辺 芳治

人物写真

技術本部
設備企画部
サービスシステム開発G
伊東 修

ユーザの声に応え、Android上で
ケータイメールサービスを提供

 2007年に携帯電話市場への新規参入を果たしたイー・モバイルをはじめ、「高速・定額・低料金」の新コンセプトを提案し、市場で独自のポジションを確立してきたイー・アクセス株式会社。2009年には複数のWiFi機器と接続できるブロードバンドWiFiルータ「Pocket WiFi」を発売し、モバイル通信の新たなニーズを創出しました。また、2008年から推進してきた音声通話サービスも、現在ではデータ通信と並ぶ収益源に成長しています。
 端末に関しては、データ通信カードとPocket WiFiに加え、フィーチャーフォン(携帯電話)やスマートフォンをラインナップ。特に近年の急速な市場の拡大を受けて、Androidスマートフォンの拡充を積極的に進めています。スマートフォンでは、モバイル機器の外部モデムとしても利用できるWiFiルータ機能(テザリング機能)を標準搭載。本体によるデータ通信とWiFiを利用したデータ通信を合わせた魅力ある価格の料金プランを提供しています。
 同社がAndroidスマートフォンの第一弾をリリースするにあたり、急務となったのが、従来の携帯電話で提供してきたケータイメール(MMS)サービス「EMnetメール」への対応です。技術本部 デバイス開発部 副部長の渡辺芳治氏は「日本のコンシューマユーザは、携帯電話のメール=MMSのイメージを強く持っています。そのためMMSに対応していないスマートフォンは使いづらいと判断されかねません。今後、スマートフォン市場に進出していくためには、MMSへの早期対応が必須でした」と振り返ります。そこで同社は、Androidスマートフォン向けのEMnetメールアプリケーションの開発に着手しました。

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開発プロジェクトで重視したのは
スピードと柔軟な対応

 EMnetメールアプリケーションの開発プロジェクトは2010年9月にスタート。複数のベンダーを比較・検討した中からMDIS・テニックを開発パートナーに選定し、同年11月から本格的な開発を開始しました。
 「選定のポイントは開発スピードとコストです。MDISには、EMnetメールのサーバ構築をお願いしている経緯もあり、本件でもご相談しました。MDIS・テニックの提案は、他ベンダーと比較して納期が短く、価格もリーズナブルでした。さらに、標準実装されているメールクライアントアプリケーションをベースとしながら柔軟かつスピーディに開発する手法が、当社の考えと合致していました」(渡辺氏)
 開発では、MDISが開発プロジェクトのとりまとめと品質管理、テニックがプログラム開発でイー・アクセスを支援。技術本部 設備企画部 サービスシステム開発Gの伊東修氏は、次のように振り返ります。
 「Androidスマートフォンは、端末メーカーがハードウェア、ミドルウェア、ファームウェアなどの各レイヤーで独自のカスタマイズを加えることから、ドライバーソフトウェアなどで相性問題が発生しやすく、受信メールの取り込みに問題が生じたこともありました。原因を解析し、端末メーカー側との橋渡しを行いながら解決を図りました」
 さらに、端末のメモリ容量やCPU処理速度に合わせて画面スクロールが滑らかになるようなチューニングや、通信データとアプリケーションの状態同期を正確に取るためにMMSサーバ固有の通信プロトコルに合わせたチューニングを行うなど緻密なカスタマイズを進めました。MDIS・テニックのサポートに対して伊東氏は「臨機応変な対応で、様々な課題をスピーディに解決することができました」と評価しています。

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利用者サービスの向上とともに
開発のポイントを押さえ、ノウハウを蓄積

 2011年3月にEMnetメールアプリケーションのAndroidマーケットでの提供を開始しました。「商戦規模が大きく、利用者からの注目度も高い春先のマーケットに提供できたことで、当社のスマートフォンを幅広い層にアピールすることができました」と渡辺氏は振り返ります。
 その後もユーザの声を反映し、絵文字対応やメールの自動振り分け機能など機能強化を続けてきました。そしてAndroid 2.3搭載の「Pocket WiFi S II」からは、EMnetメールアプリケーションを端末にプリインストールとしました。
 2011年7月には、Androidマーケット上にある大量のアプリケーションの中から、イー・アクセスが推奨するアプリケーションを厳選し、新着、ランキング別、カテゴリ別などに分類して紹介するプラットフォーム「EMOBILE オススメ!アプリ」の提供も開始しています。
 開発チームにとって、今回Android上の様々な開発ノウハウが蓄積できたことも成果の1つです。伊東氏は「開発のポイントを押さえることにより、今後のアプリケーション開発におけるマネジメントスキームが確立できました」と述べています。

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利便性の高いAndroidアプリケーションを
タイムリーに開発・提供

 イー・アクセスでは、引き続きユーザの満足度向上に向けて、様々なアプリケーションを提供していく計画です。渡辺氏は次のように語ります。
 「当社のサービスをより快適に利用していただくためのアプリケーションをタイムリーに開発・提供していきます。今後のリリースが予定されているタブレット用のAndroid 3.xや、さらに後継OS向けのアプリケーション開発も検討段階に入っており、継続的な技術力の強化と蓄積に取り組んでいきます」
 モバイル事業としての展望では、サービス料金やサービス内容で他社との差別化をさらに推進する方針です。渡辺氏は「2010年秋に国内の通信事業者として初めて実現した下り最大42Mbps対応の高速データ通信サービスをさらに拡大していきます。また、法人向けの災害対策プランの普及拡大にも注力していきます」と語ります。
 イー・アクセスは、これからも新たな価値を創造し、お客様に提供していきます。

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ビジネスを強力にサポート!
イー・モバイルの法人向けサービス

画像:サイト画面

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画像:EMnetメールアプリケーションの画面

EMnetメールアプリケーションの画面

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