メルトピア

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三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.36
  • 2011年 11月号(No.171)
回転遊具を使って、躍動感あふれる写真を撮る

背景を流れるようにして
躍動感を表現する

 元気に走り回る子供の様子を、幼い頃の記録として、写真に残しておきたいと考える方は多いことでしょう。ところが、子供の動きを予測しながら、思ったような写真に仕上げることは案外難しいものです。なにしろ子供は、予期せぬ行動をとるものです。そこで今回は、活動的な子供の躍動感あふれる写真を簡単に撮影する方法をご紹介します。撮影には、公園にある回転遊具を使用します。ちょっとした工夫をするだけで、写真1のように、背景が流れる写真で子供の活動的な様子を表現することができます。

撮影のポイントは、遊具の回転速度と
シャッタースピードを見極めること

 今回の撮影では、写真2のように地面から垂直に伸びる回転軸があり、モデル役の子供と撮影者が一緒に乗ることができる回転遊具を使用します。撮影には、もう1人遊具を回す担当が必要となります。遊具に乗ることで、子供は自由に動くことはできませんが、遊具そのものが回転するため、背景が流れて写り、躍動感のある写真に仕上げることができます。
 ここで注意が必要なのは、遊具の回転スピードです。回転スピードが遅いと背景があまり流れているようには写りません。この対応として、シャッタースピードを遅くして背景をブラそうとすると、写真3のように人物までブレてしまいます。回転遊具は安全な範囲内で、ある程度の速度で回す必要があります。今回は遊具の回転速度を考慮に入れて1/30秒で撮影しました。こうすることで、写真1のように人物はシャープに、背景は十分に流れるイメージに仕上げることができました。
 今回の撮影のポイントは、遊具の回転速度に見合ったシャッタースピードを見極めることです。撮影技術的には、それほど難しいものではありません。ただし、もうワンランク上の写真を目指すにはそれなりの気遣いが必要です。例えば、背景には何が写るのか、子供の服はどんな色にするのか、またどんな角度で撮影するか、などです。回転遊具があれば、気軽に撮影できるのでぜひ一度お試しください。

撮影・文:中原義夫(bubio studio)

撮影例

写真:1 回転遊具により、背景を流れるようにすることで、躍動感あふれる写真に仕上げた作例(1/30秒 F8)

回転遊具

写真:2 今回の撮影で使用した回転遊具。地面から垂直に伸びる回転軸の遊具であれば、異なる形状でも撮影可能

撮影例

写真:3 シャッタースピードを遅くし過ぎて、人物までもブレてしまった失敗例(1/10秒 F11)

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