メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2013年 1・2月号(No.183)
  • 株式会社 ジー・テイスト
  • フードサービス・外食産業向けセルフオーダーシステム「Navi@Work」導入事例
  • iPadをセルフオーダー端末に採用し

  • 店舗内オペレーションのさらなる効率化とお客様へのサービス向上を実現

「平禄寿司」「村さ来」「ちゃんこ江戸沢」など、多数のブランドを展開する株式会社ジー・テイスト。サービスの向上を推進する同社は、主要ブランドの1つであるファミリー向け居酒屋「とりあえず吾平」において、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)の「Navi@Work(ナビアットワーク)」を導入し、iPadを活用したセルフオーダーシステムを構築しました。お客様自身がiPadからオーダーすることで、ホールスタッフは料理や飲み物の提供に集中でき、店舗内におけるオペレーションのさらなる効率化を実現。また、よりスピーディーな商品提供や落ち着いた店内環境を実現するなど、常にお客様サービスの向上を目指しています。

画像:とりあえず吾平

郊外を中心に全国約130店舗を展開するダイニングレストラン「とりあえず吾平」

人物写真

株式会社ジー・テイスト
取締役
GEIM事業本部長
伊藤 雄一

人物写真

とりあえず吾平
仙台遠見塚店 店長
橋 一徹

さらなるサービス向上に向け
スマートデバイスの活用を決断

 回転寿司店、ちゃんこ鍋店、居酒屋、焼肉屋、カレーショップなど、幅広い飲食店ブランドを展開する株式会社ジー・テイスト。豊かな食文化を創造するパイオニア企業として、手軽な価格でこだわりのある料理を提供しています。
 多数の飲食店ブランドがお客様サービスの向上や業務効率化に取り組むなか、主要ブランドであるファミリー向け居酒屋「とりあえず吾平」では、お客様が客席に備え付けたオーダー用紙に直接メニュー番号と個数を記入する独自の注文方式を採用してきました。オーダー用紙による注文は、ホールスタッフがお客様からオーダーを伺いハンディーターミナルに入力する方式と比較すると、大幅な時間短縮が実現でき、料理や飲み物をよりスピーディーに提供してきました。
 さらに、同社はサービス向上を推進するなかで、スマートデバイスを活用したセルフオーダーシステムの導入検討を開始しました。取締役GEIM事業本部長の伊藤雄一氏は「『とりあえず吾平』にご来店いただいたお客様には、飲食はもちろんのこと、オーダーにおいても楽しい時間を過ごしていただきたいと考えました。そこで、スマートデバイスを使って、楽しみながらメニューを選んでいただくことを考えました。しかも、これによりオペレーションのさらなる効率化、さらにはお客様へのサービス向上にもつながります」と語ります。

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確立された運用を変更せずに
コストを抑えて短期間で導入

 ジー・テイストは、セルフオーダーシステムを検討するなか、iPadをオーダー端末に利用したMDISの飲食店向けセルフオーダーシステム「Navi@Work」の導入を決定しました。
 「従来のシステムのオプションとして、コストを抑えながら短期間に導入できることがポイントとなりました。決め手となったのが、注文端末に操作性が優れ、注目度も高いiPadを採用していることです。iPadは、画像が美しく、動作がスムーズであることからお客様はストレスなく注文することができます。また、汎用性の高いiPadなら注文端末以外の用途にも転用できるので、いざという時も無駄になりません」(伊藤氏)
 「とりあえず吾平」では、2008年からMDISの飲食店店舗システムを利用しており、オーダー用紙を使った独自のオペレーションにも連動しています。 Navi@Workは、この既設の飲食店店舗システムにオプション機能を追加する形で導入できるため、確立したシステムに大きく手を加える必要がありません。また、以前の店舗システムが稼働した2002年から安定運用を支えてきたMDISのサポート対応も評価されました。
 「MDISは店舗の業務とシステムを熟知し、長年にわたってきめ細かなサポート対応をしてきた実績があります。短期間にシステムを着実に導入することを考慮すると、MDIS以外の選択肢は考えられませんでした」(伊藤氏)
 ジー・テイストは、店舗の広さ、個室の数など今後の展開を踏まえて、まずは「とりあえず吾平」仙台遠見塚店にNavi@Workを導入。構築開始から2ヵ月後の2011年7月に稼働を実現しました。その後、石川県金沢市の直営店2店舗に導入範囲を拡大し、2012年10月現在、3店舗でiPadを活用したセルフオーダーシステムが稼働しています。

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スタッフの負荷軽減と
お客様満足度の向上を同時に実現

 Navi@Work導入店舗では、初回のドリンクオーダーをホールスタッフがiPadから入力。iPadによるオーダー方法をお客様に説明し、以降はお客様自身が注文する方式を採用しています。注文情報は無線LAN経由でオーダーシステムに送信され、厨房ではオーダーを確認・調理し、それをホールスタッフが席まで運びます。会計時はお客様がiPadをレジに持参し、スタッフがiPadを回収したうえで精算を行う仕組みです。
 「とりあえず吾平」仙台遠見塚店の店長 橋一徹氏は「会計時にiPadを返却いただく方式とすることで、導入から約1年半が経った現在まで紛失はありません。故障については誤って落としてディスプレイを傷つけたことが1回あるだけです。iPadは電池持ちがいいので1日1回の充電で十分です。もちろんシステムも安定運用ができています」と説明します。
 iPadに表示する料理やドリンクのメニューは、本部からサーバー経由で一斉配信しており、iPadを再起動すると、自動的に最新のメニューに更新されます。マスターメンテナンスツールは、MDISから提供され、メニュー変更や写真の追加、差し替えなども容易に行えます。
 ホールスタッフとコミュニケーションを図りながらオーダーを決定するお客様や、宴会時の大量オーダーの場合には、メニューとオーダー用紙を使った従来方式にも対応しています。
 導入効果として、ホールスタッフが料理の提供に集中できるようになりました。その結果、ホールスタッフの数を抑えながらも迅速なサービス提供が可能になりました。
 「スタッフからは、より効率的に業務を進められるとの声が上がっています。また、お客様が注文履歴を確認できるため、お客様の二重発注も削減できました」(橋氏)
 導入直後に実施したお客様アンケートでは、20代前半から年配層まで98%がiPadによるオーダー方式を支持。「ビールや料理が届くまでが早くなった」「オーダーが楽になった」「ホールスタッフに気兼ねせずに注文できる」といった感想をいただいています。
 「従来方式では、追加注文時などにお客様が呼び鈴(ブザー)を鳴らしてホールスタッフを呼んでいました。Navi@Workの導入によってオーダーが自動化された結果、呼び鈴の音が店内にほとんど響かなくなり、静かで落ち着いた雰囲気のなかで飲食できるようになったことも成果の1つです」(伊藤氏)

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直営店への導入推進とともに
iPadによるアンケート等の施策展開へ

 ジー・テイストは今後、2012年度内に「とりあえず吾平」3店舗にNavi@Workを追加導入し、続けて20数店舗ある直営店に順次展開していく計画です。フランチャイズ店舗については、今回の事例を紹介しながら、オーナーの意向に応じて導入を進めていく考えです。
 「iPadを使ったセルフオーダーシステムは業務効率化とサービス向上を同時に実現するものです。メリットを多くの店舗に実感させながら、導入を進めていきます。将来的には、当社が運営する他のブランドへの展開も検討しています。また、料理や接客の感想をiPadから答えていただくお客様アンケートや、ご飲食中におすすめのメニューやCMなどを表示する機能拡充も構想にあります。これからも引き続きMDISには様々な提案を期待しています」(伊藤氏)
 ジー・テイストは、これからもITを駆使することで、お客様により快適なサービスと店舗空間を提供していきます。

*iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

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利用イメージ

とりあえず吾平におけるNavi@Workの利用イメージ

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