メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • Product Report

  • プロダクトレポート
  • 2012年 5月号(No.176)
  • ハイビジョン映像の著作権保護や、メタデータによる
    映像管理・編集作業の効率化を支援
  • ハイビジョン向け「映像電子透かしソリューション」のご紹介

ハイビジョン映像が一般化し、動画投稿サイトの高画質化が進む中で、映像の不正利用が社会問題となっています。番組制作の現場では、映像の内容を説明したメタデータによる映像管理・編集作業の効率化が検討されていますが、入力の手間や実装上の問題があります。三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)が開発したハイビジョン向け「映像電子透かしソリューション」は、目視では判別できない形で映像の中にリアルタイムに情報の埋め込み/検出が可能で、変換や加工に対する耐性が高いので、様々な問題解決に有効です。

映像電子透かしとは

映像電子透かしは、映像ソースに人が認識できない程度のわずかな変化を加えて情報を埋め込み、またその情報を読み出す(検出する)技術です。ハイビジョン向け映像電子透かしソリューションでは、日本放送協会(NHK)と三菱電機が共同研究した技術を活用しており、高画質なHD映像(ハイビジョン映像)に対して、目視では判別できない形で、高速に情報を埋め込み/検出することができます。

運用イメージ

電子透かしの実運用イメージ

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特長

ハイビジョン配信でも利用可能な独自技術を採用

電子透かしを埋め込んでもハイビジョン高画質を維持し、電子透かしが埋め込まれていることが目視では判断できません。従って高画質の映像の撮影から、編集、送出までのすべての過程で利用が可能です。また標準画質の映像にも電子透かしを埋め込むことが可能です。

情報の埋め込みや検出のリアルタイム化を実現

カメラやVTR等に接続するだけで、リアルタイムに各種情報を電子透かしとして入れることが可能で、ライブ映像等にも利用可能です。またリアルタイムに検出が可能であることにより、緊急に撮影場所等を特定する必要がある報道番組にも利用可能です。

変換や加工に対する耐性が高く著作権保護対策に有効

映像と不可分の情報で、映像に対する符号化や変換を行っても埋め込んだ電子透かしが消去されにくいため、様々な圧縮方式やサイズ縮小等を実施されても、電子透かしを検出することができます。

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ソリューションの構成と利用シーン

構想と利用シーン
電子透かしの埋め込み/検出を行う「電子透かし装置」を撮影現場や放送局内のカメラ、VTR等に接続して映像への透かし情報の埋め込み/検出を行います。
埋め込む情報としては、著作権を特定する情報、定点カメラの設置場所、放送中継車の位置情報、時刻、スポーツ中継のゴールシーンのメタデータ等、それそれの利用用途に応じて設定できます。
利用シーンの例
定点カメラや放送中継車からの素材映像に撮影日時や位置情報を挿入し、番組制作現場での作業効率を改善。
スポーツ中継でシーン種別に応じたメタデータをリアルタイムに挿入し、編集時の作業負荷を軽減。
不正流出対策として、素材コンテンツへ識別情報を挿入することで、流出元が特定可能。

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適用例 1
著作権保護の社会インフラへの適用
課題
動画投稿サイトへの映像の不正投稿が後を絶ちません。

導入すると

映像の権利を守りたいコンテンツホルダーと、不正アップロードに悩む映像配信業者、さらには動画投稿サイト運営会社の協調により共通の不正防止インフラを構築し、不正投稿をブロックすることが可能となります。
適用例 2
撮影情報による映像の特定
課題
カメラの映像だけでは、いつ、どこで撮影した映像かわかりません。

導入すると

映像撮影時に、電子透かしを用いて関連情報(地名・場所、時間、位置<GPS>、温度、風向など)を埋め込み伝送して、局の副調整室でリアルタイムに必要な情報を取り出すことにより、編集作業の効率向上に貢献します。
適用例 3
プロキシAVファイル流出経路の特定
課題
映像編集では、プロキシAVファイルを利用する方法が主流となったことで外部に持ち出しがしやすく、流出の危険性も増えています。

導入すると

編集者のIDを埋め込むことで、不正に流出しても経路を特定し、不正使用を抑止することができます。

※画質を落として容量を小さくしたコピー映像

適用例

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  • 「Inter BEE 2011」に出展

MDIS はハイビジョン向け映像電子透かしソリューションを「音と映像と通信のプロフェッショナル展Inter BEE 2011」に出展しました。
MDISは映像電子透かしソリューションを三菱電機ブース内にて、出展しました。実際にハイビジョン映像を使用し、元映像に視覚的な劣化を与えることなくリアルタイムに電子透かし情報の埋め込み/検出が可能であることをご紹介しました。ハイビジョン向け映像電子透かしソリューションコーナーには多数の方にご来場いただき、放送・映像関係者の注目を集めました。
Inter BEE 2011
Inter BEE 2011

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