メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.41
  • 2012年 7月号(No.178)
三脚とレリーズを使用した、本格的な花火撮影

今年こそ本格的な
花火撮影に挑戦する

 イベントやお祭りなどで花火をよく目にする季節を迎えました。最近はスマートフォンなどで花火を撮影する人を目にしますが、印象に残る美しい花火の写真を撮るためには、いくつかの撮影機材を揃える必要があります。そこで今回は、一眼レフのカメラと三脚、そしてレリーズを使った本格的な打ち上げ花火の撮影をご紹介します。今年の花火の写真は、写真1のような躍動感のあるイメージに仕上げてみましょう。

レリーズを使うことで
シャッタースピードを調整する

 花火の美しさを表現するためには、シャッタースピードを遅めに設定する必要があります。そのため写真が手ブレしないように三脚を使用します。私が花火を撮影する場合、カメラの基本的な設定は、シャッタースピード10秒、絞りF8、感度ISO100を目安にしています。ただし、これはあくまでも目安で、花火の明るさや同時に打ち上げられる数によって、設定を変えなくてはなりません。
 写真2をご覧ください。これは先ほどの目安通りの設定で撮影したものですが、花火が連続して打ち上げられたために、完全な露出オーバーになってしまいました。このような場合、目安よりも早くシャッターを閉じる必要があります。そこで、必要となるのがレリーズです。
 写真3をご覧ください。レリーズとはカメラをコードでつなぐ、リモートシャッターのことです。まず、カメラのシャッタースピードを、バルブ(B) の位置に合わせます。こうすることでレリーズのシャッターを押さえている間は、シャッターが開き、レリーズから指を放すとシャッターが閉じるようになります。
 このようにして撮影したものが写真1です。打ち上げと同時にレリーズを押し続け、花火が最大の広がりを見せたところでレリーズから指を離してシャッターを閉じました。露出も適正であり、花火の輪郭が美しく写し出されています。今回の撮影は、機材さえ揃えれば、簡単に美しい花火を撮影することができます。むしろ重要なポイントは、花火の良く見える場所を探すことで、ここぞと思う場所を、日頃から考えておくのも良いでしょう。

撮影・文:中原義夫(Bubio Studio)

撮影例

写真1 :三脚とレリーズを使うことで、約7秒程度と非常に遅いシャッタースピードでありながらブレずに、臨機応変に打ち上げられる花火に対応した撮影を実現。印象に残る美しい花火の撮影ができた。レンズ135mm(35mm 換算)(バルブ撮影<シャッタースピード約7秒> F8 ISO100)

撮影例

写真2: 連続で花火が打ち上げられたために、標準的な設定ではオーバー露出になってしまった作例。レンズ135(35mm換算) (10秒 F8 ISO100)

撮影機材

写真3: 柔軟な花火撮影を実現する、一眼レフカメラに取り付けられたレリーズ

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