メルトピア

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三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.48
  • 2014年 3月号(No.194)
ショーウィンドウに映り込む景色を撮影する

日常の中から
非日常を見つけ出す

 まだ肌寒い日々は多いものの、少しずつ春めいてきました。過ごしやすい陽気の日には、街を散策することも楽しいものです。そのような時には、デジタルカメラやスマートフォンなどで街の様子を撮影してみてはいかがでしょうか。今回は単なるスナップ写真ではなく、少しばかり小技を効かせた撮影方法を解説します。とはいっても、難しいテクニックを必要とするわけではありません。お店にあるショーウィンドウに映っている景色を撮影するだけです。普段目にしている風景が、ショーウィンドウに映り込むと、反射や重なりなどで複雑で非日常的なイメージになります。構図や光の加減を見極めれば、写真1のような趣がある写真を撮影することができます。

イメージを重ねて
不思議な雰囲気の写真に仕上げる

 はじめに、風景をそのまま撮影した写真とショーウィンドウに映り込んだ写真の違いを見てみましょう。写真2をご覧ください。これは街にあるシマウマ像をそのまま撮影したものです。一方、写真3は同じシマウマをショーウィンドウに映り込んでいるところを撮影しました。写真2と比べると、写真3は一枚のイメージに店内のインテリアや商品、光の反射、そして外の風景が複雑に入り混じることで、不思議な雰囲気を醸し出しています。このような写真は、見る側の想像力をかき立てることができます。もちろん要素が複雑に絡み合うわけですから、イメージを重ねさえすればいいわけではありません。写真全体のイメージを作り上げたうえで撮影することが重要です。この手法を踏まえて撮影したものが写真1です。これは瀟洒な街並みを散歩する女性とエレガントなブティックの店内のイメージを重ねることで、一体感を持たせました。
 今回の撮影のポイントは、被写体は明るく、ショーウィンドウ内は暗い場所で撮影することです。そうでないと鏡のような効果を出すことができず、うまくイメージを重ねることができません。このように複数のイメージを重ねる手法は、作者のテーマやメッセージを、より深く見る側に伝えることが可能です。ぜひ自分なりの表現にチャレンジしてみてください。

撮影・文:中原義夫(Bubio Studio)

撮影例

写真1:ショーウィンドウ内とそこに映り込む人物を併せて撮影。街並みと店内を重ねることで想像力をかき立てる写真にすることができた。レンズ100mm(35mm換算)オート撮影

撮影例

写真2:街に置かれたシマウマ像をそのまま撮影した作例。レンズ100mm(35mm換算)オート撮影

撮影例

写真3:ショーウィンドウに映り込むシマウマ像を撮影した作例。不思議な雰囲気のイメージに仕上げることができた。 レンズ100mm(35mm換算)オート 撮影

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