メルトピア

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  • デジタルカメラ活用テクニック

  • Vol.76
  • 2017年 12月号(No.232)
気軽にできる水中撮影

かつては高価な機材を必要としたものが
今では簡単に楽しめるように

 かつて水中撮影といえば、高価な機材を必要とし、熟練したプロや一部の愛好家だけが行う特殊な撮影方法でした。しかし近年では、カメラやスマートフォンなどに防水機能が付いたものが多く販売されています。これらの撮影機器は防水機能が付いていても価格が比較的抑えられていますし、テクノロジーの進歩によって取り扱いも容易になりました。つまり誰でも気軽に水中撮影を楽しめる時代になったのです。そこで今回は水中写真についてお話しします。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、写真1のような水中写真が簡単に撮影できるようになります。

デジタルカメラのWi-Fi 機能を使い
構図はスマートフォンで決める

 今回は防水機能付きコンパクトデジタルカメラで撮影しました。写真2をご覧ください。これは小川の風景をしゃがんだ目線で撮影したものです。次に写真3をご覧ください。こちらは、そのままカメラを垂直に下ろして水中で撮影したものです。ちなみにレンズの焦点距離や露出やピントの設定は何も行わず、すべてオートで撮影しています。このように撮影するカメラの高さを変えるだけでイメージは一変し、普段見慣れぬ風景を写し出すことができます。水中撮影をしたことのない人は、あまりにも気軽に行えることに驚かれるのではないでしょうか。
 しかし、ひとつ問題があります。水中にカメラを入れたとき、どうやってファインダーをのぞいて構図を決めるのかです。撮影者が水に入りファインダーをのぞくのも厄介です。そこでスマートフォンの登場です。近頃のカメラの多くはスマートフォンからのプレビューや遠隔操作が可能になっており、水上で構図を確認しながら撮影できるのです。このようにして防水カメラとスマートフォンをWi-Fi で連携させて撮ったものが写真1です。要領さえつかめれば、水中であっても普段のスナップ写真のように、とても簡単に撮影できます。
 水中撮影の注意点は、まず水が透き通っている明るい場所を選ぶことです。そして被写体になるべく近づくことです。なぜなら水はどんなに透明に見えても、被写体との距離が遠ざかれば鮮明さに欠けてしまうからです。とりあえず、これだけのポイントさえ押さえていれば、「きれいな写真」に仕上げることができます。

撮影協力 甲府市・うなぎ割烹石水庭横内
撮影・文:中原義夫(Bubio Studio)

  • 撮影例
  • 撮影例
  • 撮影例
  • 写真1:デジタルカメラのWi-Fi 機能を使いスマートフォンと連携させて泳ぐ鯉を撮影。オート設定
  • 写真2:小川の風景を立ったままの視点で撮影した作例。オート設定
  • 写真3:写真2の位置から垂直にカメラを下ろして、水中で撮影。これでは構図は決められない。オート設定

Wi-Fi 機能によりスマートフォンとデジタルカメラを連携させるイメージ。
Wi-Fi 機能によりスマートフォンとデジタルカメラを連携させるイメージ。 スマートフォンでシャッターが切れる

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