メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2006年 6月号(No.117)
  • 持田製薬株式会社
  • 「端末セキュリティチェックサービス」導入事例
  • モバイル端末のポリシーチェックにより
    セキュアなリモートアクセス環境を構築

持田製薬株式会社は大正2年の創業以来、医薬品の“先見的独創と研究”を実践し、日本の医療界の発展に大きく貢献してきました。医薬品の研究開発から販売まで行う同社では、MR(Medical Representative)や営業、研究開発部門のスタッフが外出先や自宅からでも、安全・快適に自社のイントラネットにアクセスできる環境を構築するために、三菱電機情報ネットワーク株式会社(MIND)の「モバイルネットワークサービス」とそのオプションサービスである「端末セキュリティチェックサービス」を導入。モバイル端末のポリシーチェックにより、セキュアなリモートアクセス環境を構築し、業務の生産性を大幅に向上しました。

画像:本社ビル

“先見的独創と研究”を実践する持田製薬株式会社

人物写真

情報システム部 情報企画
専門課長
角田 龍郎

人物写真

情報システム部 システム管理
主事
渡辺 信義

快適にリモートアクセス
できる環境を模索

 持田製薬グループは、「医薬品事業」「医療機器事業」「ヘルスケア事業」の3事業を軸に、人々の健康・福祉に貢献する総合健康関連企業を目指しています。その中核となる持田製薬株式会社は長年にわたり蓄積してきた経験と専門技術を生かしながら、現在は、「産婦人科領域」「皮膚科領域」「循環器領域」「救急領域」を重点領域とした医薬品事業を展開しています。
 このように医薬品の研究開発から販売まで行う同社は、医師に製品学術情報を提供するMRや研究開発部門のスタッフをはじめ、外出する機会の多い社員が多数います。なかでもMRは、長期の出張が数多くあり、ホテルをはじめとした外出先から自社のイントラネットにアクセスして最新の情報を入手する必要がありました。そこで同社は2000年にMINDの「モバイルネットワークサービス」を導入しました。
 MINDの同サービスを導入した理由について、情報システム部 情報企画 専門課長の角田龍郎氏は、「以前は他社のベンダーのネットワークだけを利用し、認証管理を行うサーバは自社で用意してリモートアクセスサービスを社員に提供していましたが、情報システム部門のスタッフは、利用が集中する夜間や休日の問い合わせに、十分に答えることができない状況が続いていました。そこで、統合運用管制センター(ICC)で24時間365日認証サーバの管理を行うMINDのモバイルネットワークサービスを利用することに決めました。ID登録をメールで行うことができる点や、社員の使用ログをWebで簡単に解析できる点もポイントが高かったですね」と語ります。

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通信速度とセキュリティの向上と
コスト削減を同時に実現

 持田製薬ではモバイルネットワークサービスの導入以来、PHS(Personal Handyphone System)を利用したダイヤルアップによる従量課金型サービスを利用してきました。しかし、利用を重ねるにつれて、64Kよりデータ通信速度の向上を望む声や、通信時間を気にせずリモートアクセスサービスを利用したいという声が、社員から多く聞かれるようになりました。
 この2つの要望を解決するために検討されたのが、データ通信速度を高めるとともに通信コストを抑えることが可能なインターネットアクセスです。
 一方でインターネットアクセスをより安全に活用するためには、インターネットVPNに接続する前段階のセキュリティも十分に確保する必要があります。そこで同社はモバイルネットワークサービスの付加サービスとなる「端末セキュリティチェックサービス」を導入しました。同サービスは、アンチウイルスソフトのパターンチェックやセキュリティパッチの適用漏れチェックなどを行い、セキュリティポリシーに反するモバイル端末の接続をシャットアウトするか、あるいは隔離セグメントのみへの通信を許可するなどの制御を行うサービスです。専用ソフトのポリシー設定はMINDデータセンターのポリシー管理サーバ側で集中管理し、端末がネットワークログインする際に、最新のセキュリティポリシーを配信します。そのため、エンドユーザに個別の設定を依頼することなく、全端末のポリシーおよび通信制御の一括管理が可能となります。
 「ポリシー管理サーバへのセキュリティポリシーの設定、モバイル端末への専用ソフト導入だけで、モバイル端末のセキュリティチェックの環境が容易に構築できました。これでセキュリティポリシーに違反するモバイル端末が存在していないかを厳重にチェックできるようなりました」と角田氏は成果を語ります。

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情報システム部門や
リモートアクセスする社員の生産性が大きく向上

画像:作業風景

端末セキュリティチェックサービスにより、外出先から、セキュアなリモートアクセスを実現

 端末セキュリティチェックサービスは、統合運用管制センターにおいてポリシー管理サーバ等の監視・運用を24時間365日体制で行っています。その点について情報システム部 システム管理主事の渡辺信義氏は、「モバイルネットワークサービスと端末セキュリティチェックサービスを併用したおかげで、認証サーバの管理からポリシー管理サーバの管理、さらには障害時の対応まですべてアウトソースできようになりました。おかげで、情報システム部門は本来の業務に集中でき、生産性が大幅に向上しました」と語ります。
 また、インターネットアクセスへの移行により、MRをはじめとする現場スタッフから、より快適でリアルタイムな情報共有と活用が可能になり、業務の生産性が上がったという声が多く届いています。
 さらに、多様なモバイルアクセスサービスに対応していることも有効活用されています。同社ではPHSからインターネットアクセスによる3G(3rd Generation)携帯電話への移行を進めています。ところが、MRが担当するエリアによってはPHSの方がつながりやすいこともあり、あえてPHSからのダイヤルアップアクセスを利用することもあります。
 「その点、モバイルネットワークサービスも端末セキュリティチェックサービスも、インターネットアクセスをはじめ、ダイヤルアップアクセスや海外アクセスなど様々なモバイルアクセスサービスに対応しているので、社員ひとりひとりに最適なアクセス方式を提供することができます」と渡辺氏はこの点も高く評価します。

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人々の健康・福祉に貢献するために
情報システム全体のさらなる充実へ

 持田製薬は今後も、ネットワークを含めた情報システム全体を絶えず発展させていく予定です。そのうえで、今後も重要なパートナーであるMINDの存在は欠かせないと角田氏は断言します。
 「我々だけで自社に最適なITをキャッチアップしていくことは、実際難しいものがあります。またキャッチアップしたとしても、導入するうえでそれなりの検証コストがかかります。その点、MINDは今回の端末セキュリティチェックサービスを含めて、つねに弊社に最適な最先端のソリューションをきちんと検証したうえで提供してくれます。MINDとともに今後も情報システムを充実させていきたいですね」
 先進的なリモートアクセスサービスを実現し、新たなステージに踏み出した持田製薬は、これからも人々の健康・福祉に貢献するために、事業を推進していきます。

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説明図

システム構成図

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