メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2006年 7月号(No.118)
  • ビズネット株式会社
  • データ分析プラットフォーム「DIAPRISM」導入事例
  • 独自のビジネスモデルを支えるデータウェアハウスにより
    生産性向上と販促活動の効率化を実現

ビズネット株式会社は、大手・中堅企業を中心に、オフィス用品の調達や配送、在庫管理などをワンストップで提供しています。環境に配慮した商品を数多く扱っており、同社が販売するアイテムは約15,000アイテムにも上ります。
物販の枠を超え、新しい事業モデルの開発を積極的に推進している同社では、ビジネスの変化にともないフレキシブルかつ容易にデータを活用できる新たなデータウェアハウスの構築に取り組みました。同社は三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(MDIT)のデータ分析プラットフォーム「DIAPRISM」を導入し生産性を高めるとともに、精度の高いターゲットマーケティングや効率的な販促活動を実現しています。

画像:Biznet カタログBiznet Season

15,000点のアイテムが掲載されているBiznet カタログ(左)とビズネットの魅力ある新商品を中心に紹介しているBiznet Season(右)

人物写真

経営管理本部
企画・広報・IR室 室長
兼 人事法務部 部長
三野 耕司

人物写真

顧客価値創造本部
e-イノベーション推進部
兼 事業推進部 部長
清水 秀隆

人物写真

顧客価値創造本部
e-イノベーション推進部
課長
石塚 弘幸

ITと物流システムを駆使して
お客様企業をワンストップでサポート

 2000年に事務用品メーカーであるプラス株式会社のQDS(クイック・デリバリー・システム)事業の業務拡大を図るために分社したビズネット株式会社は、大手・中堅企業を中心に、オフィス用品の調達などを代行するサービスを提供しています。
 経営管理本部 企画・広報・IR室 室長 兼 人事法務部部長の三野耕司氏は、ビズネットのビジネスモデルについて「当社はITと物流システムを駆使したオフィス用品調達のBPO(ビジネス プロセスアウトソーシング)サービスを提供しています。お客様企業とメーカーとの間に当社が介在することによって、調達とお客様企業間の物の流れを最適化し、業務コストと購買コストの削減、配送の一本化、管理の一本化を実現します。そのため、伝票、印刷物、販促品といったその企業独自の社内物品などもサービス対象と考えています。これらすべての商品の在庫管理や配送をワンストップでサポートするために、お客様がWebサイトで購買管理を行える『Bizm@nage(ビズマネージ)』や、お客様企業の社内物品をお預かりしてビズネット商品と一緒にお届けする『ついで便』といった独自のサービスを提供しています」と語ります。

説明図

データセンター構想

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「DIAPRISM」の導入で
フレキシブルなデータ活用を実現

 「ついで便」といった独自の新たなフィービジネスを立ち上げるなど事業を拡大しているビズネットでは、ビジネスの変化に合わせてよりフレキシブルにデータを活用する要求が高まってきました。そこで同社では、社内のデータを一元管理してデータを集計・分析する「データセンター構想」を立ち上げました。その基盤となる新たなデータウェアハウスの構築が急務となり、株式会社アイ・ティ・フロンティアを通じてMDITのデータ分析プラットフォーム「DIAPRISM」を導入。あらゆるデータをDIAPRISMに取り込み、活用しています。
 顧客価値創造本部 e-イノベーション推進部 兼 事業推進部 部長の清水秀隆氏はデータセンター構想について次のように語ります。
 「データが複雑化してくると、高度なデータ加工スキルを要することもあります。そこで、当社ではデータを集中化して本部で集計・分析し、必要なデータを提供することで、誰でもデータを有効活用できるようにしました。データは社員だけで活用するのではなく、お客様企業、ディーラー、仕入先まで提供することにしました」
 DIAPRISMの導入について、清水氏は「社員が使い慣れているExcel上でデータを扱うことができる点や、膨大なデータの分析を瞬時に行える超高速処理は大きな魅力でした。さらに、例えば営業には売上だけ、マーチャンダイザーには売上と仕入原価まで見せるなど、ビューを変え、表示できる項目を制限できることが、データ管理者にとって選定の決め手になりました」と語ります。
 また、戦略的にアウトソーシングを積極導入している同社にとって、運用管理の標準化が容易で外部に安心して運用を任せられることも導入条件に合致しました。

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最大の効果は「生産性の向上」と
「販促のヒット率アップ」

 同社では膨大なデータを定型分析と非定型分析の2つの方法で分析しています。定型分析は、月別の商品カテゴリー別、販売店別売上データや予算実績データなどの抽出・分析です。販売店ごと、顧客ごとの売上の進捗状況をドリルダウンし、どこが伸びてどこが落ち込んでいるのか分析し、提案しきれていないカテゴリーや商品を発見することができます。非定型分析は、定型レポートを見て、さらに詳細に調べたい場合の分析で、ExcelアドインツールのDIAOLAP を利用しています。
 DIAPRISMの導入成果について、顧客価値創造本部 e-イノベーション推進部課長の石塚弘幸氏は、「DIAPRISMの導入により、何と言っても有効な時間が生み出せるようになりましたね。それまで顧客や仕入先と打合せをする際に、データ集めと資料作りに多くの時間を割いていたのです。それが短時間に済むようになり、本来の業務にいままで以上に注力できるようになりました」と語ります。
 また、DIAPRISMでの分析結果の具体的な活用例について、清水氏は次のように語ります。
 「ターゲットマーケティングや商品開発などに幅広く利用しています。例えば、仕入先に新商品の開発を積極的に依頼できるようになりました。どのカテゴリーの商品の売上が何%伸びているという裏づけがあるので、関連する新商品を開発すれば新たな売上が見込めるという具体的な話ができます。
 販売先の開拓では、作業場の仕切などに使う赤いコーンが、実は建設業者ではなく、店舗や学校などの駐車場での利用が多かったことが判明したというのも一例です。新製品のサンプルの送付対象をDIAPRISMにより、購入可能性の高いお客様に絞り込み、ヒット率を向上させています」

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さらに付加価値を高めた情報、
サービスの提供に向けて

 今後のデータ活用をはじめとした展開に関して清水氏は、「お客様企業、仕入先に向けて、ビズネットをパートナーとするメリットを感じていただける付加価値の高い情報を提供していきます。仕入先には、集計データに加え分析した情報を提供することで、販売促進につながる提案を増やしていきたいと思います。また、お客様企業に対しては、『Bizm@nage』や『ついで便』といったビズネットならではのサービスをさらに充実させ、利便性を高めていくとともに、コスト削減を引き続きサポートしていきたいですね」と語ります。
 データセンター構想を立ち上げ、DIAPRISM導入を皮切りに戦略的なデータ活用を実現したビズネットは、先進的なBPOサービスを今後さらに進化させていきます。

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説明図

システム構成図

※Excelは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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