メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2007年 8・9月号(No.129)
  • 株式会社 エイジア
  • MINDデータセンターサービス導入事例
  • 信頼性に優れたデータセンターの活用で
    お客様の業務効率を向上し、コア業務への集中を実現

株式会社エイジアは、インターネットを活用した営業支援アプリケーション「WEB CAS」シリーズの開発・販売などを通じて、お客様の幅広いマーケティングニーズに応えるインターネット・マーケティング・ソリューション・カンパニーです。同社では、主力製品である「WEB CAS」の販売に際して、運用プラットフォームとして三菱電機情報ネットワーク株式会社(MIND)の「MINDデータセンターサービス」を利用しており、お客様から高い評価を得ています。ネットワークに精通したパートナーのMINDとともにサービスを提供することによって、お客様の業務効率のさらなる向上を支援し、コア業務への集中を実現しました。

画像:ハイブリッド営業を実現する「WEB CAS」

ハイブリッド営業を実現する「WEB CAS」シリーズホームページ
http://webcas.azia.jp/ (新しいウインドウが開きます)

人物写真

代表取締役
えとう あきら

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取締役 経営企画室長
兼 ソリューション事業部担当
美濃 和男

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経営企画室
玉田 優子

先進のアプリケーションによって
営業課題の解決を支援

 株式会社エイジアは、ITシステムのコンサルティング、最新の技術を活用したアプリケーションの開発・販売、セールスマーケティング支援などのサービスを多角的に展開するインターネット・マーケティング・ソリューション・カンパニーです。
 同社の「WEB CAS」シリーズは、お客様の幅広いマーケティングニーズに応える営業支援ツールとして開発され、大手企業を中心に多くの導入実績を誇ります。代表取締役のえとうあきら氏は「WEB CAS」のコンセプトについて次のように語ります。
 「一般的に営業活動には、@顧客の開拓というリサーチ段階、A顧客へのアプローチから成約に至るクロージング段階、B顧客の定着率を高めるフォロー段階の3つのプロセスがありますが、そのプロセスすべてにおいて確実に成果を上げることは難しいといわざるを得ません。『WEB CAS』は、こうした営業課題を解決するために開発されたフロントエンドツールです。Face to Faceのリアルな顧客対応と『WEB CAS』を組み合わせたハイブリッド営業によって、高い効果が得られるのです」
 例えば、旅行代理店で「WEB CAS」を利用する場合、活用法は次のようになります。初めて海外旅行に行くお客様に対して、出発前にパスポートの取得を促すアナウンスや取得方法の案内、さらに旅行が終わった後でアンケートメールを送信するといったプロセスを、すべてシステムから適切なタイミングで自動的に実行することができ、メールの未読・既読、またメールに埋め込まれたリンクのアクセスもトラッキングできます。このように、「WEB CAS」を使えば、導入先企業のビジネススキームや各部署の営業戦略に応じた顧客対応のシナリオを効果的に運用することができます。

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業務効率化と安定した運用を
MINDデータセンターがサポート

 企業が「WEB CAS」を導入し、効率的なマーケティング活動を行うためには、その前提として個々のシナリオの運用を支えるIT基盤の信頼性が欠かせません。エイジアでは「WEB CAS」のシステム、データベースを収容する運用プラットフォームとして、「MINDデータセンターサービス」を提供することで、「WEB CAS」を導入したお客様の効率的な運用をサポートしています。
 えとう氏は「J-SOX法対応を含めたコンプライアンス要件や基本スペックの高い接続環境に対するニーズはますます高まっています。そのため、営業支援システムを含むIT基盤の自社運用に負荷を感じているお客様が増えています。安定したネットワークや迅速な障害対応、施設のセキュリティーといった様々な要件を満たし、『WEB CAS』を安心して使っていただくためには、信頼性の高いデータセンターの存在は、私どものビジネスそのものの信頼にもつながる重要な要素です」と語ります。

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高度な運用監視レベルと
安全性を評価

 数あるデータセンターの中で「MINDデータセンター」を選定した理由について、取締役 経営企画室長 兼ソリューション事業部担当の美濃和男氏は、「お客様のセキュリティー意識はこれまで以上に高まっています。データの保管場所についても、お客様から寄せられる最優先の課題は『安全性』です。MINDデータセンターの選定は、こうしたニーズに応えられる高い信頼性と実績、そして三菱電機グループとしての総合力を評価した結果です」と語ります。
 「MINDデータセンターサービス」の特長は、統合運用管制センター(ICC)の専門エンジニアが24時間365日体制でシステムの運用を監視し、万一障害が発生しても迅速に対応できます。お客様の事業継続性の観点から災害時などに備えて電源や空調、耐震対策はもちろんのこと、入退室管理、監視カメラなどセキュリティー面でも充実しています。iDCサービス・ネットワークサービスおよび遠隔監視サービスにおいて、情報セキュリティーマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001:2005」および国内規格「JIS Q 27001:2006」認証を取得しています。
 えとう氏は「MINDデータセンターでの運用について、お客様から高い評価をいただいています。また私どもにとっても、サーバ設備などIT基盤の運用をネットワークに精通しているMINDにサポートしてもらうことで、本来のコア業務に集中することができます」と語ります。

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MINDデータセンターの活用で
お客様の業務効率を大幅に改善

 「WEB CAS」を活用してインターネットマーケティングに取り組むお客様において、MINDデータセンターサービスを利用することによって、業務効率を改善することができます。この点について経営企画室の玉田優子氏は、ある大手企業の事例について次のように語ります。
 「メールマガジンを配信しているお客様に、『WEB CAS』と『MINDデータセンターサービス』をご利用いただいております。社内のサーバやネットワークを使用していたときは、社内業務システムに影響を与えないようネットワーク管理者や他部署と調整を経て配信日時を決定し、約20時間、2日に分けて約10万件のメルマガを配信していたそうです。これを信頼性の高い安定したネットワーク環境の『MINDデータセンターサービス』に変更することで、短時間での一斉配信が実現しました。MINDの専門エンジニアの監視によって、深夜まで会社に残って万一に備える必要もなくなりました。メールの配信に関して社内の状況に関係なく自由に配信できるようになり、利便性が格段に向上したと、評価をいただいています」
 同サービスの高い信頼性を評価されたお客様は、「WEB CAS」のサーバ以外にもB to BサイトのWEBサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバのすべてをMINDデータセンターで運用しています。
 「MINDデータセンターをご利用いただくことで、『WEB CAS』をより効率的に活用いただいています」と玉田氏は語ります。
 いち早くWebテクノロジー分野に取り組むなど、常に時代の流れを先取りし、企業が求める営業戦略を着実に形にするエイジア。独創的な営業支援ツール「WEB CAS」を中核に、これからもお客様のビジネスの発展を支援していきます。

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説明図

MINDデータセンターサービスの活用例

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