メルトピア

経営基盤を強化するIT戦略

三菱電機メルトピア。様々な事例がご覧いただけます。

  • カスタマーリポート

  • 導入事例
  • 2008年 11月号(No.141)
  • 鈴与シンワート株式会社
  • データ交換プラットフォーム「BizOrder for e-ロジソーコ」導入事例
  • 多様化するお客様のニーズに応え
    付加価値の高い倉庫管理システムを構築

鈴与シンワート株式会社は、鈴与グループの物流部門を担う企業として、東京湾の拠点を中心に港湾運送をはじめとした物流事業を展開しています。2007年から「CS(Challenge & Strength)21」をスローガンに掲げ、事業競争力のさらなる強化に取り組む同社では、静菱コンピュータ株式会社の倉庫業サポートシステム「e-ロジソーコ」を中核に、EDIツールとして三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(MDIT)のデータ交換プラットフォーム「BizOrder(ビズオーダー)」でデータ交換処理をローコストに最適化した新倉庫システムを構築。同システムの運用により、倉庫機能の強化と業務の効率化を実現し、荷主であるお客様に付加価値の高いサービスを提供しています。

画像:鈴与シンワート本社

新倉庫システムの活用により、付加価値の高い物流サービスを提供する鈴与シンワート

人物写真

鈴与シンワート株式会社
港運倉庫部
課長 兼 松戸営業所長
大畑 芳紀

人物写真

静菱コンピュータ株式会社
ロジスティクス ソリューション
システム営業部 課長
前田 篤志

お客様へのサービス向上とともに
持続的な成長に向けて

 東京港に倉庫拠点を有する鈴与シンワート株式会社は、物流のエキスパートとして蓄積してきたノウハウと最新のテクノロジーを活用することによって、お客様の物流最適化を支援しています。港運事業では一般港湾運送事業無限定一種免許により様々な寄託物を取り扱い、倉庫事業では貨物の種類や特性に応じた品質管理を実現する冷蔵倉庫も完備。また、倉庫内での貨物の加工作業に加え、小口から大口までのあらゆる貨物を全国各地に配送するネットワークを整備して、お客様に利便性の高いサービスを提供しています。
 同社のお客様満足度のさらなる向上と事業の拡大に向けた取り組みについて、港運倉庫部課長 兼 松戸営業所長の大畑芳紀氏は次のように語ります。
 「当社では、『CS21』というスローガンのもと、企業体質強化に取り組んでいます。その施策として、新事業への取り組み、組織力の向上、人材力の強化を推進しています」
 大畑氏は、なかでも重要なカギを握るのが新事業への取り組みの1つである付加価値を高めたサービスへの取り組みだと言います。
 「当社の物流事業を成長させていくためには、従来の保管業務だけではなく、需要が高まっている流通加工ニーズへの的確な対応が重要です。また、既存のお客様の満足度を高めるとともに、新規のお客様を開拓していくためには、物流におけるトレーサビリティの確保や、さらなるスピード化に対応できる情報インフラの強化も不可欠でした」

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流通加工業務を視野に入れた
新倉庫システムを構築

 同社は新倉庫システムの構築にあたりベンダーから提案を募り、検討した結果、鈴与グループの静菱コンピュータ株式会社による倉庫業サポートシステム「e-ロジソーコ」を中核とした新たな倉庫システムの提案を採用しました。採用の理由について大畑氏は、「静菱コンピュータが提案した新倉庫システムは、業務の効率化を実現できるだけでなく、荷主であるお客様に、よりきめ細かなサービスを迅速に提供することができるものでした。新事業を推進する当社にとって、最も適している提案と高く評価しました」と語ります。
 e-ロジソーコは、物流業、製造業、卸売業と幅広い業種に対応した倉庫・在庫管理のソリューションパッケージです。
 「e-ロジソーコはすでに多くの企業で導入され、順調に稼働している実績もポイントとなりました。またロケーション管理など商品管理機能が優れていることや、入出庫登録がスムーズにできるといった基本機能の充実も評価しました」(大畑氏)
 新倉庫システムは、鈴与シンワートと静菱コンピュータの緊密な連携により順調に開発が進み、スケジュール通り2008年3月から稼働しています。

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業務の効率化とスピード化で
お客様ニーズの変化にも対応

 e-ロジソーコの導入効果について大畑氏は次のように語ります。
 「業務面において、入出庫予定、在庫照会、出荷指示などの倉庫業務がリアルタイム処理できるうえ、従来は月末に短期間で集中して行なわなければならなかった請求書の発行も任意のタイミングに行えるようになり、業務が大幅に効率化でき、スピード化に大きく貢献しています」
 さらにサービス面において、充実したロット管理機能を取り上げ、「例えば、食品業界で不可欠とされる製造日、賞味期限、消費期限、出庫期限なども、トータル70桁のデータ領域を自由な桁数に最大10個に分割でき、名称も自由につけることが可能です。また、高速検索できるので、通常の商品管理はもちろん、安全安心のためのトレーサビリティの確保にも対応できるなど、お客様ニーズにきめ細かく対応できます」と語ります。
 お客様との取引では多様な形式の入出庫データが送られてきますが、新倉庫システムではe-ロジソーコと連携したEDIツールにより、取引先ごとに異なるデータ交換処理を、管理・運用面も含めてローコストに実現。このEDIツールには、MDITのデータ交換プラットフォーム「BizOrder」を活用しています。同製品を提案した静菱コンピュータロジスティクスソリューションシステム営業部課長の前田篤志氏は、「『BizOrder』の自動データ変換機能と段階的に導入できる拡張性を高く評価しました。e-ロジソーコとのスムーズなEDI連携を実現できた今回の成果により、今後は他のパッケージ製品にも『BizOrder』を適用することで、お客様により満足いただけるシステム構築が期待できます」と語ります。

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付加価値の高いサービスで
さらなるお客様満足度向上へ

 鈴与シンワートは今回の新倉庫システムによって、付加価値の高いサービスの提供を実現しました。
 今後の取り組みについて大畑氏は、「新規分野のお客様を獲得していくために、e-ロジソーコを積極的に活用し、営業活動をさらに強化していきます。例えば、その1つがセット商品組み指示機能です。この機能を活用すれば、在庫品を使ったセット指示と入庫管理が同時に行なえるようになり、ギフト業界などで需要が伸びている流通加工サービスも提供することができます」
 鈴与シンワートでは、倉庫拠点として付加価値を高めたDC(ディストリビューションセンター)を中心に、あらゆる貨物を全国各地に配送するネットワークも整えており、お客様の経営戦略にまで踏み込んだサポートで物流の未来を開拓していきます。

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説明図

システム構成イメージ

※会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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