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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2003年9月25日
開発No.0322

行きたい場所まで、実写の静止画像による道案内コンテンツを配信

街並み映像を用いた「携帯電話向け道案内システム」を開発

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 三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有)は、最寄駅などの起点から目的地まで、実写の静止画像を携帯電話機に順次、表示する「携帯電話向け道案内システム」を開発しました。

 このシステムは、ビデオカメラで撮影した街並み映像と地図情報を連携させた道案内コンテンツを制作し、携帯電話のインターネット接続サービスを使い配信するものです。利用者は、直感的に分り易い実写の静止画像と実際の景観を照らし合わせながら、目的地まで進むことができます。

 当社はこのシステムを「CEATEC JAPAN 2003」(10月7日〜10月11日、幕張メッセ)および「ITU TELECOM WORLD 2003」(10月12日〜10月18日、スイス ジュネーブ)に出展します。

開発の狙いと概要

 携帯電話のインターネット接続サービスを使って、地図や文章で周辺の情報を提供し、店舗や施設に案内するサービスが増加していますが、地図が苦手な人にとっては分りにくく、曲がり角の説明など文章での案内が難しいという点がありました。その改善策として直感的に分かり易い画像などを用いて表示する方法が検討され、あわせて本格的な普及につながる汎用的なコンテンツ制作システムが求められていました。

 今回、当社は三次元都市モデルを活用して交差点や建物などのランドマークを自動検出する機能を要素技術として開発し、既に製品化している地図・動画連携システム(製品名「リアルマップシステム*1」)と組み合わせることで、携帯電話機の表示画面に道案内の静止画像を順次、表示させる「携帯電話向け道案内システム」を開発しました。これまで人手に頼らざるを得なかった作業を自動化することにより、実写の静止画像を用いた直感的に分かり易い道案内コンテンツを効率良く制作できます。

 

 *1:リアルマップは、三菱電機株式会社の登録商標です。

主な特長と成果

1. 経路上の任意地点の画像表示を指定できる、直感的に分かり易く、きめ細かい道案内
案内する経路上の起点から目的地までの映像を網羅的に蓄積しており、必要に応じて任意の地点から見える静止画像を表示することができます。例えば、利用者が、画面表示されたランドマークの地点より手前の風景を表示させ、正しい方向に進んでいることを確認するといった使い方が可能です。また、サービス提供者が、経路途中の店舗等の情報を予め登録しておくことにより、途中の施設情報を表示するといった応用も可能です。
2. ランドマーク自動検出機能により、道案内コンテンツを効率良く制作
市販の「三次元都市モデル」のデータから、指定された経路上で道案内の鍵となる交差点やビルなどランドマークが見える地点を予め自動検出しデータとして蓄積し、携帯電話機からの要求に応じ、その地点の実写映像や案内情報を合成した静止画像を配信します。コンテンツ制作の際、これまで人が作業していた曲がり角の設定などの処理を自動化したこと等により、道案内等のコンテンツ制作の効率化が可能になりました。

特許件数

 国内1件出願中。

適用分野と今後の展開

 今回開発したシステムは、道案内のほか、工事箇所の実地調査などの用途に適用できます。当社では子会社の三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社と協力し、製品化並びにASP*2 方式よる提供を検討中です。

 

 *2 ASP(Application Service Provider):業務システムをインターネットなどで提供するサービス形態。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所 業務部

FAX: (0467)41-2142

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