ニュースリリース

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2003年11月14日
社会No.0311

兵庫県立西はりま天文台公園から誰でも銀河が観測できます

「国内最大の口径2m大型望遠鏡製作完了」のお知らせ

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 三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有)は、このほど兵庫県立西はりま天文台公園殿向け国内最大口径2mの大型望遠鏡の製作が完了しましたのでお知らせします。

 

 本装置は、ハワイにある世界最大の一枚鏡望遠鏡「すばる」※1 で培った技術をベースに、弊社通信機製作所(兵庫県尼崎市)で製作しました。

 今後、12月1日から出荷を開始し、西はりま天文台公園殿にて据付調整を行い、2004年3月のファーストライト(初観測)、2004年10月末に完成を目指します。

 

 ※1:国立天文台殿に納入した口径8.2mすばる望遠鏡(2000年納入)

主な特長

1. 国内最大、一般公共施設用としては世界最大の口径で銀河も観測
主鏡の口径(直径)が国内最大の2m大型望遠鏡により、10億光年離れた銀河の姿も観測できます。一般の方でも利用できる公共施設としては、世界最大の望遠鏡となります。
2. 多様な観測装置の搭載により、自然科学教育の啓蒙・普及に貢献
可視光分光器、眼視観望装置など、多様な観測装置を搭載することで、馴染み深い天体の姿を捉えるだけでなく、自然科学教育に役立つ天体に関するさまざまな研究データの取得ができます。
3. 遠隔操作により、運用要員の省力化を実現
統合制御システムの遠隔操作により、1人でも高い指向精度、追尾精度を持つ本望遠鏡の操作ができます。また、観測装置も統合して制御することで、容易に望遠鏡と連動した観測データの取得もできます。

西はりま天文台公園の概要

 平成2年の開園以来多くの県民に親しまれ、毎年約10万人の来園者を迎えています。なかでも、公園の中核施設である天文台での天体観望の人気が高く、多くの来園者を星空へ誘い、宇宙や自然に親しむ機会を提供しています。

 「観望機会をより充実して欲しい」、「より遠方の宇宙の姿を見たい」との県民の声に答えるかたちで、2m大型望遠鏡の構想が生まれました。(兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2)

装置の構成

当社納入観測装置の概要

眼視観望装置観望者の目の高さに応じて接眼部が上下しますので、大人から子どもまで無理な姿勢を取らず、 生の天体の姿を見ることが出来ます。また、小型カメラや簡易CCDカメラの取り付けも可能ですので、大口径ならではの、自分だけの迫力ある映像を撮ることが可能です。
高感度カラーカメラ天体などの暗い被写体の撮影を目的とした超高感度の高画質カラーカメラであり、利用者に、美しい色彩を放つ天体の姿をリアルタイムまたは録画によって提供することが出来ます。情報提供、教育利用目的に応用性が高い装置です。
可視光分光器天体からの光を色ごとに分解した(虹に分けた)スペクトルを観測する装置です。スペクトルを観測することにより、その天体の構成する物質が何であるか、天体の運動や活動がどのようなものであるか、天体までの距離がどの位であるかなどが分ります。

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