三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有)は、情報セキュリティー関連製品である暗号鍵管理装置「三菱耐タンパセキュアボードTURBOMISTY(ターボミスティ)」が、米国政府機関調達のセキュリティー要件である「FIPS*1 140-2」のレベル3の認定を、日本企業の情報セキュリティー製品として初めて取得しましたのでお知らせします。この製品の製造、販売は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(社長:笠井 鯉太郎、以下「MDIS」)が担当しています。
*1 FIPS(Federal Information Processing Standards):米国連邦政府情報処理規格
FIPS 140-2について
FIPS140-2は、米国の政府機関が使用する暗号製品のセキュリティー要件を定めたもので、NIST(米国標準技術研究所)とCSE(カナダ通信安全保障機構)が評価、認定を行い、米国及びカナダ政府の暗号セキュリティー製品の調達要件としています。
FIPS140-2では1から4までレベルを設定しており、TURBOMISTYが認定を取得したレベル3は「暗号化モジュールに不正アクセスされた場合に、侵入の痕跡を残し、厳密に追跡できるような仕組みを備えているとともに、特殊なハードウェア装置を使い、侵入があった場合にはデータを消去する仕組みをもつ」レベルを意味します。TURBOMISTYはレベル3以上の認定を受けた世界で10番目の製品となります。
なお認定取得製品の一覧は http://csrc.nist.gov/cryptval/140-1/1401val2003.htm で公開されています。
認定取得の意義
情報セキュリティー関連製品の安全性は、ユーザーがそれを客観的な尺度で把握することが難しく、また安全上の問題が一つでもあれば安全性が全く損なわれてしまうという技術上の特性があります。こうした製品を安心して使えるようにするために、セキュリティー評価基準が策定されており、その代表的なものが FIPS140-2 です。
FIPSの認定のための検査は極めて厳しく、また認定基準が公開されていることから、これに合格した製品は安全性が客観的に保証されたものとして、利用者は安心して使用することができます。今回の認定取得は、TURBOMISTYの安全性が客観的に評価されたというだけでなく、日本メーカーの情報セキュリティー技術が国際レベルの基準をクリアできたという点で意義があります。
TURBOMISTYについて
「三菱耐タンパセキュアボードTURBOMISTY」は、利用者の秘密情報である暗号鍵を安全に保管・管理する専用のハードウェアです。FIPS 140-2 レベル3(認定取得番号:359)の要求を満たす耐タンパ機能*2 により、不正アクセスからデータを保護します。また、暗号鍵を使用した暗号化や暗号復号化の演算処理は全て装置内に隠蔽されて実行されるため、装置外に鍵情報や演算途中結果などが漏れることはなく、鍵の盗難を防ぎ、より安全な情報システムの構築を可能とします。
MDISでは「三菱耐タンパセキュアボードTURBOMISTY」を、認証局の電子証明書発行システムやタイムスタンプシステム、電子公証システム、電子署名ソリューション等における鍵管理装置として、また、暗号アクセラレータ装置などとして、情報セキュリティー関連ソフトウェア製品のMistyGuardシリーズと組み合わせ、セキュリティーソリューションを提供してまいります。
*2 耐タンパ機能:不正アクセスを検知し鍵情報を自動消去する機能。
TURBOMISTYの概要
| 1. | 製 品 名 | : 三菱耐タンパセキュアボードTURBOMISTY | ||||||||
| 2. | 価 格 | : 850,000円 | ||||||||
| 3. | 発売年月 | : 2002年4月より発売中 | ||||||||
| 4. | 主な機能
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商標関連
・TURBOMISTYは、三菱電機株式会社より商標登録申請中です。
・MistyGuardは、三菱電機株式会社の登録商標です。
TEL: (03)5445-7733


