三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有)は、2層DVD±Rディスクへの16倍速記録が可能な業界最高レベルの光出力350mW(ミリワット)の赤色高出力半導体レーザ「ML1XX27シリーズ」の開発を完了し、2月16日からサンプル出荷を開始します。なお、記録型DVD装置市場の拡大を受けて、2005年9月をめどに従来の月産500万個から月産1000万個への増産を行う計画です。
発売の概要
| 製品名 | サンプル価格 (税抜き) | サンプル出荷開始 | 量産開始 |
| ML1XX27シリーズ | 5,000円 | 2月16日 | 2005年6月 |
発売の狙い
記録型DVD装置はパソコン等の外部記録装置として急速に普及しており、記録速度の高速化と記録容量の増加が求められおり、単層ディスクの2倍近い記録容量を持つ2層ディスク※1が普及しています。
現在、光出力250mWの赤色半導体レーザを用いて、単層ディスクでは16倍速記録の装置が商品化されていますが2層ディスクでは4倍速記録までとなっており、2層DVD±Rディスクに16倍速で記録するために350mWの光出力が求められています。
今回、半導体レーザの素子構造のさらなる最適化を進めることにより、記録型DVD装置用としては最高レベルの光出力350mWの赤色高出力半導体レーザを開発しました。
当社は単層DVDディスクへの16倍速記録に用いられる250mW赤色高出力半導体レーザでトップシェアを獲得しており、2層DVD±Rディスク16倍速記録用レーザにおいても、引き続きトップシェアの維持を目指します。
※1:片面2層記録で8.5GBを実現。Double Layer(DL)ディスクとも呼ばれる。
新製品の特長
| 1. | 光出力350mWを実現し、2層DVD±Rディスクへの16倍速記録型DVD装置に対応 当社独自の端面窓構造※2やリッジ導波路※3に加え、キンク特性※4の改善を図るため長共振器構造※5を採用し、2層DVD±Rディスクへの16倍速記録に求められる光出力350mWを実現しました。
2. |
75℃の高温動作の保証 |
2層DVD±Rディスクへの16倍速記録時には、レーザドライバ等の周辺回路での発熱により、レーザの環境温度上昇が問題となります。当社レーザは75℃までの高温動作を保証しており、DVD装置や光ピックアップモジュールの小型化等による高密度実装に対しても、熱設計が容易になります。 3. |
全ての記録型DVD装置に適合 | DVD±R※6/±RW※7、DVD-RAM※8装置など、全ての記録型DVD装置に適合します。
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第二事業部 高周波光デバイス営業部第一部
TEL: (03)3218-3331 FAX: (03)3218-4862 | ||||||||||||||||||||||


