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半導体No.0602
2006年1月31日

 リリース全文 
(PDFファイル:191KB)

業界最小クラスのサイズでマルチバンド携帯電話端末の小型化・薄型化に貢献

W-CDMA方式携帯電話用GaAs HBT送信用電力増幅モジュールの出荷開始







 三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有)は、W-CDMA※1方式のマルチバンド携帯電話端末向けに、GaAs※2 HBT※3を用い業界最小クラスのサイズを実現した送信用電力増幅モジュール3品種を開発し、2月1日からサンプル出荷を開始します。

※1:Wide-band Code Division Multiple Access 広帯域・符号分割多元接続方式。デジタル移動通信方式の1つ
※2:砒化ガリウム
※3:Hetero-junction Bipolar Transistor 高効率動作に優れ携帯電話端末等に適用される高周波用素子

 

【発売の概要】

形 名概 要パッケージ寸法
[mm]
サンプル価格
(税抜き)
サンプル
出荷日
生産予定数
BA01244周 波 数:830〜840MHz
出力電力:26.5dBm
3.0×3.0×1.01,000円2月1日月産100万個
BA01245周 波 数:1920〜1980MHz
出力電力:26.5dBm
3.0×3.0×1.01,000円2月1日月産100万個
BA01246周 波 数:1750〜1785MHz
出力電力:26.5dBm
3.0×3.0×1.01,000円2月1日月産100万個

 

【発売の狙い】

 近年、携帯電話においては、サービスの多様化に対応するための多機能化とともに、小型・薄型化が求められており、部品の小型化が課題となっています。
 一方、国内のW-CDMA方式は、現在使用中の800MHz帯および2GHz帯に加え、05年11月に1.7GHz帯の新規開放が発表され、1台で各周波数帯に対応するマルチバンド携帯電話端末には3種類の送信電力モジュールを搭載する必要があります。
 当社は今回、業界最小クラスのサイズを実現したW-CDMA方式のマルチバンド携帯電話端末向け送信用電力増幅モジュールを開発しました。これにより、マルチバンド携帯電話端末の小型・薄型化に貢献します。
 

【新製品の特長】

  1. 業界最小クラスのサイズを実現し、マルチバンド携帯電話端末の小型化に貢献
    当社独自のMMIC※4設計技術により、送信用電力増幅モジュールの整合回路を構成するチップ部品の一部をMMICに内蔵しました。これによりチップ部品の点数を従来比※5で4割削減し、従来品※5同等の性能を維持しながら従来比約6割以下となる業界最小クラスのパッケージ面積3.0mm×3.0mmを実現しました。これにより、マルチバンド携帯電話端末の小型化に貢献します。

    ※4 Monolithic Microwave Integrated Circuit:能動素子(トランジスタやダイオードなど)と受動素子(抵抗、コンデンサー、インダクターなど)を一体化したマイクロ波集積回路
    ※5:BA01231/32との比較において。サイズは4.0×4.0×1.2[mm]

  2. 整合回路基板の樹脂化により、マルチバンド携帯電話端末の薄型化に貢献
    従来品の整合回路はセラミックス基板上に構成していましたが、熱抵抗を低減した樹脂基板を採用することにより、16%薄い製品高さ1.0mmを実現しました。これにより、マルチバンド携帯電話端末の薄型化に貢献します。

  3. 最大出力電力時の高効率を実現し、長時間通話が可能
    小型化を実現しながらも、当社独自の携帯電話用モジュ−ル設計技術とMMIC設計技術により、当社従来製品※5と同等の電力付加動作効率※647%を実現しました。これにより、マルチバンド携帯電話端末における長時間通話が可能となります。

    ※6:送信用電力増幅モジュールの消費電力が、どれだけ効率よく出力電力に変換されたかを示す割合


 


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