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2006年6月8日
リ本No.0623
業界トップクラスの最大電力変換効率96.2%、最大入力電圧700Vを達成
三菱電機欧州市場向け太陽光発電システム用「パワーコンディショナ」発売のお知らせ
PDF リリース全文(PDFファイル:258KB)
価格 特長 お問い合わせ先
 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、太陽電池が発生する直流電力を交流電力に変換する太陽光発電システム用パワーコンディショナとして、業界トップクラスの最大電力変換効率96.2%と最大入力電圧700Vを達成した、欧州市場向け製品2タイプ計4機種を9月1日から発売します。
 本製品は6月22日(木)からドイツのフライブルグで開催される欧州最大の太陽光発電システム国際見本市(Intersolar 2006)に出展します。
パワーコンディショナ
※写真をクリックすると拡大します
発売の概要
製品名 形 名 定格出力電力 発売日 販売目標
パワーコンディショナ PV-PNS04ATL-GER/-IT 3300W 9月1日 2006年度
5,000台
PV-PNS06ATL-GER/-IT 4600W
発売の狙い
 欧州の太陽光発電システム市場は、ドイツの割増発電電力買取制度(フィードイン・タリフ)に続き、スペイン、イタリアなどでも同様の普及策が開始されたことにより、近年は年率約50%の伸長を続け、世界最大の市場として急拡大しています。
 当社は今回、世界最大の市場として今後も拡大が期待される欧州市場に向けて、25年間にわたる国内パワーコンディショナ事業で培ったノウハウと近年の欧州市場における市場調査に基づき、日本メーカーとしては初めて、欧州市場向けに自社で開発、製造したパワーコンディショナを発売します。
 新製品は、国内向けモデルと同様に、高効率・高信頼性・高安全性をキーワードに開発したもので、初年度は屋内設置タイプを発売し、以降、屋外設置タイプ等、順次ラインアップの拡大を図っていきます。
新製品の特長
1.業界トップクラスの最大電力変換効率96.2%を達成

直流を交流に変換する回路として、自社新開発の欧州市場向けパワーコンディショナ専用パワーモジュールを搭載しました。内部回路には新回路方式「スリー・レベル・インバータ方式※1」(特許出願中)を採用するとともに、出力電流の波形を整えるフィルターには高出力に耐え、損失の少ない新素材(フェライトコア)のリアクトルを採用し、これらを最適に制御することにより、業界トップクラスの最大電力変換効率96.2%を達成しました。

※1: 高電位、中電位、低電位の各電位でスイッチングを行い、損失を低減させる方式

2.業界トップクラスの最大入力電圧700Vを実現

新開発の「入力回路」(特許出願中)を採用することで高入力電圧化に伴う電力変換効率の低下を最小限に抑え、業界トップクラスの最大入力電圧700Vを実現しました。高入力電圧化により、1つの入力に直列に接続する太陽電池モジュールの数が増やせるので、入力回路数を少なくすることができ、施工性が向上しました。

3.新開発の冷却・クリーン構造の採用で、長期信頼性を確保

従来のファン付きパワーコンディショナの場合、ファンから吸い込まれた空気中のほこりなどが電子基板部に付着することで、製品の信頼性が低下する恐れがありました。本製品は、必要な時に必要な分だけ運転する可変式温度制御ファンを搭載し、ファンから吸い込まれた空気を電子基板部分には流さず、放熱フィンだけを冷却する新開発の「冷却・クリーン構造」を採用しました。高い電力変換効率を実現するとともに、電子基板部分をクリーンに保ち、長期信頼性を確保しました。使用温度範囲も、地下室など非居住空間に設置される欧州の厳しい設置条件に適合する−25℃〜+60℃を実現しました。

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