三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、ダッシュボード内に設置するインダッシュ型カーナビゲーションの「傾斜角検出システム」に最適な、半導体加速度センサーを7月2日から発売します。
樹脂モールドパッケージ※1で業界初の傾斜角度を有し、基板への自動実装が可能な外形で、カーナビゲーションの小型化や軽量化に貢献します。
| ※1: | 半導体で一般的に用いるエポキシ樹脂で封止されたパッケージ |
発売の概要
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発売の狙い
半導体加速度センサーは、検出した加速度を静電容量に変換するセンサーチップと、静電容量を電圧に変換する信号処理ASIC※2で構成されたセンサーです。カーナビでは、高さ情報を含まない2次元測位のGPS(全地球測位システム)を補完するため、上り坂や下り坂での車体の傾きを加速度により検出し、車両の位置する高さを算出するシステムに半導体加速度センサーが利用されています。
一方、カーナビは、本体装置をシート下やトランク内に平置きする方式から、ダッシュボード内に設置するインダッシュ型が主流になりつつあります。ダッシュボードの傾斜に合わせて本体を取り付けるインダッシュ型の場合、水平状態で使用することを前提としている半導体加速度センサーが本体と共に傾斜すると角度検出精度に影響するため、加速度センサーを水平状態に保つ専用基板を本体に搭載して補正するのが通常で、本体寸法小型化の障害となっていました。
これまで当社は小型高感度の半導体加速度センサーの開発に努め、業界最高水準の加速度検出感度1000mV/g※3を実現した「MAS1910P」などが、カーナビやプロジェクターなどに広く採用されてきました。今回、加速度検出感度1000mV/gを維持しながら、樹脂モールドパッケージ自体に傾斜角度を持たせ、専用基板を不要にした新製品を発売します。
一方、カーナビは、本体装置をシート下やトランク内に平置きする方式から、ダッシュボード内に設置するインダッシュ型が主流になりつつあります。ダッシュボードの傾斜に合わせて本体を取り付けるインダッシュ型の場合、水平状態で使用することを前提としている半導体加速度センサーが本体と共に傾斜すると角度検出精度に影響するため、加速度センサーを水平状態に保つ専用基板を本体に搭載して補正するのが通常で、本体寸法小型化の障害となっていました。
これまで当社は小型高感度の半導体加速度センサーの開発に努め、業界最高水準の加速度検出感度1000mV/g※3を実現した「MAS1910P」などが、カーナビやプロジェクターなどに広く採用されてきました。今回、加速度検出感度1000mV/gを維持しながら、樹脂モールドパッケージ自体に傾斜角度を持たせ、専用基板を不要にした新製品を発売します。
| ※2: | Application Specific Integrated Circuit 特定用途向け集積回路 |
| ※3: | mV/gは単位加速度当たりの電圧変化により加速度検出の感度を表示する単位。加速度ggのSI単位系表記は「m/s2」だが、業界では一般に「g(ジー)」を用いる。1gは9.8m/s2 |
新製品の特長
| 1.業界初の傾斜角度をもたせた樹脂モールドパッケージで、カーナビの小型化・軽量化に貢献
ダッシュボードへの取り付け傾斜角度を補正するため、業界で初めてパッケージ自体にダッシュボードとは逆方向の傾斜を持たせた樹脂モールドパッケージを開発しました。傾斜角度は汎用性が高い10度です。また、従来品と同等※4の外形寸法でありながら、加速度センサー専用の基板が不要となることで、カーナビ本体装置の小型・軽量化に貢献します。
2.基板実装の自動化が可能で、カーナビの生産性向上に貢献
リード長とモールド形状を左右非対称にして、加速度の検出方向に傾斜を持たせつつも、パッケージの上面が実装面と平行になっていますので、汎用ICと同様に、基板への自動実装が可能となりました。カーナビ製造工程の生産性向上に貢献します。
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環境への配慮
2006年7月に施行された、欧州のRoHS※5指令に適合しています。環境保全適合製品として安心して採用いただけます。
| ※5: | RoHS(the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment)指令。EUが2006年7月1日に施行した規制。電気電子機器に対し、特定有害6物質の含有を規制するもの。 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第一事業部 パワーデバイス営業部
TEL: (03)3218-3239 FAX: (03)3218-2723


