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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2008年6月25日
ビルNo.0802

組み込み適用性の高い指紋認証モジュールを開発、さらに小型・高性能化

「三菱指透過認証装置Ⅱ」発売のお知らせ

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、指組織内部の指紋情報を光学的に非接触で検出する「指透過認証装置」の新製品として、「側方光源型」採用によって小型化と高性能化を実現した「三菱指透過認証装置Ⅱ」を7月1日から発売します。

 本製品は、「三菱統合ビルセキュリティシステム MELSAFETY-G」「三菱入退室管理システム MELSAFETY-P」の個人認証端末に適用します。

三菱指透過認証装置Ⅱ

三菱指透過認証装置K

発売の概要

製品名 主な用途 価格(税別) 発売日 出荷日
三菱指透過認証装置Ⅱ 入退室管理等 500,000円から 2008年7月1日 2008年8月1日から

発売の狙い

 当社では、指紋の凹凸に応じた指内部の光透過率変化により、指組織内部(真皮)の指紋情報を光学的に非接触で検出する「指透過認証装置」を、2005年に世界で初めて製品化しました。以来、乾燥して荒れた指や濡れた指でも認識できる、偽造された指を識別できる、センサー部に触れることなく認証できるといった優れた機能や性能が評価され、入退室管理や出退勤管理、パソコンログオン、機器への組み込みなどの用途で多くの実績を上げてきました。

 より広範囲な機器や用途への活用ニーズが高まっており、これに応えるために、今回さらなる小型化・高性能化を実現した新製品を発売します。

新製品の特長

 指紋認証モジュールの小型化により、実装部分の省スペース化や外観デザインの自由度向上を実現するとともに、高性能化によって、安全性重視や利便性重視、パーソナル用途や公共用途など、さまざまな運用条件に適合できるため、より広範囲な機器への組み込みが可能となります。
1. 「側方光源型」採用による小型化
指の背面(爪側)から光をあてる従来方式では、光源を指の上方に配置する構造となり、小型化が困難でした。そこで、光源を指の側方に配置して、指内部の光透過率の特性を検出する「側方光源型」採用により、指紋認証モジュール実装スペースの容積で従来機比約30%減となる小型化を実現しました。
2. 新開発「指紋画像合成方式」による高性能化
側方光源型には、指の両側から同時に光をあてると、指の側面部が明るくなりすぎるため、良好な指紋画像を得ることが難しいという問題がありました。今回、指の両側の光源を交互に点灯させて得られる複数枚の画像を合成することで、高品質な指紋画像を作成する「指紋画像合成方式」を開発しました。また、画像処理を高速化するために高性能マイコン(64ビット)を採用しました。これにより、従来機比で本人拒否率を半減させる精度改善に加えて照合時間を約30%短縮するなど、認証性能の向上を実現しました。
3. 入退室管理用の個人認証端末として製品化
指紋画像合成方式を適用した、スマートな外観の入退室管理端末を製品化しました。複数タイプの非接触カード読み取りができるマルチカードリーダーを搭載し、カード認証と指透過認証を複合させた高度なセキュリティー機能を実現します。

今後の展開

 機器組み込み用モジュールとしても製品化する予定です。小型・高性能化の実現により、個人認証を必要とする金庫やロッカー、タイムレコーダー、POS端末への組み込みなどが可能となります。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビル事業部 ビルシステム第三部

TEL: (03)3218-4525 FAX: (03)3218-4399

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