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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2008年7月8日
半導体No.0814

電源高調波を抑制し力率を改善するPFCを内蔵したアクティブコンバーターモジュール

「小型DIP-PFCシリーズ」発売のお知らせ

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、エアコンなどのインバーター駆動システム向けに、PFC※1機能を内蔵したアクティブコンバーターモジュールDIP-PFCの新シリーズとして「小型DIP-PFCシリーズ」を2008年8月25日から発売します。

※1:Power Factor Correction 力率改善

アクティブコンバーターモジュール「小型DIP-PFCシリーズ」

アクティブコンバーターモジュール
「小型DIP-PFCシリーズ」

発売の概要

製品名 形名 仕様 サンプル価格
(税抜き)
サンプル出荷日 量産開始時期
小型DIP-PFC
シリーズ
PS51787 AC264V/20A 4,000円 2008年
8月25日
2008年
12月
PS51789 AC264V/30A 5,000円

発売の狙い

 近年、地球温暖化問題への意識が高まる中、省エネ化・高性能化を目的としたインバーター駆動システムが民生機器から産業機器まで幅広く進展しています。
 直流を所定の周波数の交流に変換するインバーターには、商用電源(交流)を整流し直流にするコンバーターが必要です。ところが、ダイオードブリッジなどで整流しただけでは電源高調波が発生し、商用電源や機器などに影響を与えるほか、力率を低下させるため、電源高調波抑制※2が求められています。当社は業界に先駆け、電源高調波抑制と力率改善用のPFC機能を整流機能と一体化したアクティブコンバーターモジュールとして、トランスファーモールド※3構造の「DIP-PFC」を2003年に製品化し、エアコンなどに採用されています。
 今回、DIP-PFCの小型化と高出力化の要望に応える「小型DIP-PFCシリーズ」を開発しました。エアコンや汎用インバーター、UPS(無停電電源装置)等のコンバーターに最適です。
※2: 例えば「家電・汎用品高調波抑制対策ガイドライン」(電子情報技術産業協会)など
※3: 加熱加圧した樹脂を閉鎖された金型に注入して加圧成形する方法。一度に複数の成形が可能

新製品の特長

1. 熱抵抗の低減により、小型化と大容量化を実現
熱伝導率の優れた絶縁シート構造を採用し、定格電流20A品の熱抵抗を従来※4に比べ約35%改善しました。これにより、パッケージサイズを実装面積で従来※3比約30%小型化し、さらに20A品と同じ熱抵抗とサイズの30A品も製品化しラインアップに加えました。インバーター駆動システム電源部のさらなる小型化に貢献します。
※4: PS51259AP(31.0×79.0×8.0mm)
2. パワーチップの低損失化でインバーター駆動システム効率向上に貢献
本製品に内蔵するパワーチップ(ダイオード2種)の特性を最適化することにより、モジュールの低損失化を図り、損失を従来※4比約7%改善しました。インバーター駆動システムの効率向上に貢献します。

今後の展開

 今後もチップの特性改善を行い、さらなる低損失化を図ります。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第一事業部 パワーデバイス営業部

TEL: (03)3218-3239 FAX: (03)3218-2723

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