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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2008年8月15日
電シ本No.0805

国産初の国内商用通信衛星

宇宙通信の次期通信衛星「スーパーバード7号機(C2号機)」の打ち上げに成功

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、宇宙通信株式会社(以下、宇宙通信)の次期通信衛星「スーパーバード7号機(C2号機)」※1の打ち上げに成功しましたのでお知らせします。

 日本時間8月15日午前5時44分(仏領ギアナ時間8月14日午後5時44分)に仏領ギアナのギアナスペースセンターからアリアンスペース社のアリアン5ロケットで打ち上げられた「スーパーバード7号機(C2号機)」は、日本時間午前6時9分にロケットから分離し、午前7時2分には太陽電池パドル※2の展開に成功しました。

 今後は、地表から約36,000km上空の静止軌道に投入し、9月末まで静止軌道上で性能確認試験を実施する予定です。

※1:スーパーバード7号機は、現在運用されているスーパーバードC号機の後継衛星で、運用開始後、スーパーバードC2号機と呼称されます。
※2:太陽電池パドルは、太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換し、衛星に電力を供給する装置です。

スーパーバード7号機(C2号機)の概要について

衛星質量   約5トン(打ち上げ時)
設計寿命   15年
中継器数   Kuバンド28本
静止軌道位置   東経144度
 

 「スーパーバード7号機(C2号機)」には、当社製の標準衛星バス「DS2000」を採用しています。「DS2000」は、宇宙航空研究開発機構殿の技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」をベースに開発したもので、「DS2000」を採用した衛星の運用実績(軌道上実績)として、国土交通省殿/気象庁殿の運輸多目的衛星新2号「ひまわり7号」があります。
 当社は、宇宙の高真空・極低温状態を模擬するスペースチェンバーをはじめ、振動試験設備、音響試験設備、アンテナ特性試験用電波暗室など、衛星のシステム試験に必要な設備ならびにロケットから衛星を切り離し後、軌道上で衛星の性能・機能チェックを行う衛星運用管制設備をすべてを鎌倉製作所内に保有しており、製造からシステム試験までの作業を一貫して行いました。

国産初の国内商用通信衛星の打ち上げについて

 「スーパーバード7号機(C2号機)」の契約は、衛星の設計、製造、打ち上げ、衛星管制設備に加え、軌道上での性能確認試験完了後の衛星引き渡しまでを一貫して行う「DIO(Delivery In Orbit)」と呼ばれる契約です。静止軌道上で性能確認試験を実施した後、宇宙通信へ引き渡し、15年間の衛星寿命期間に亘って運用支援を行います。
 なお、日本の放送・通信事業者が運用中の人工衛星は現在18機ありますが、そのすべてが米国製です。今回の「スーパーバード7号機(C2号機)」の打ち上げ成功により、初めて国産衛星が軌道上に投入されることになります。
スーパーバード7号機(C2号機)のイメージ写真
スーパーバード7号機(C2号機)
のイメージ写真
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 商用衛星営業部

TEL: (03)3218-3397 FAX: (03)3218-3314

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