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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2008年10月8日
電力No.0802

国内民間医療機関初の粒子線治療装置

南東北がん陽子線治療センターに粒子線治療装置を納入

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、財団法人脳神経疾患研究所(理事長:渡邉 一夫)附属南東北がん陽子線治療センターに「粒子線治療装置」を納入しました。

 この装置を使った治療は、10月17日から開始される予定です。

納入装置の概要

製品名 仕様 照射室 対象がん
粒子線治療装置
(陽子タイプ)
ビーム種:陽子線
エネルギー:70〜250MeV
主加速器タイプ:シンクロトロン
照射野拡大法:ワブラー法
回転ガントリー照射:2室
水平固定照射:1室
脳腫瘍
および
固形がん

納入先の概要

 施設名 財団法人 脳神経疾患研究所 附属 南東北がん陽子線治療センター
 所在地 福島県郡山市八山田7丁目
 延べ床面積 約6500㎡ 地上3階、地下1階
 病床数 19床

粒子線治療について

 粒子線治療は放射線治療の1つで、従来のX線治療やγ線治療に比べ患部を集中的に照射できるため、副作用や身体機能の損失を最小限に抑えられるという特長があります。

 粒子線治療は、2001年7月に国から先進医療の認可を受け、現在、公的医療機関5施設ですでに治療や臨床研究が行われています。

 今回納入した装置は、国内初の民間医療機関向け粒子線治療装置として2005年12月に契約を結び、計画どおり約3年で納入・稼働に至りました。

当社の粒子線治療への取り組みと今後の展開

 当社は、放射線治療装置と加速器の両分野で約40年にわたる実績とノウハウがあり、この2つの技術を組み合わせて粒子線治療装置を開発しました。2002年に「陽子タイプ」の医療機器製造販売承認を取得し、2005年には世界で初めて「炭素イオン/陽子タイプ」の医療機器製造販売承認を取得しています。

 国内の粒子線治療施設は、建設中のものを含めて9施設あり、このうち7施設が当社製です。当社は今後も、粒子線治療装置本体の性能向上や、治療を支援する機能の開発を進め、より高度に、より多くの患者を治療できる装置を提供するとともに、粒子線治療施設の運営に必要な人材育成や、施設間の連携支援などの運用面にも注力し、粒子線治療の普及促進に取り組んでゆきます。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社
 原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部

TEL: (03)3218-2466 FAX: (03)3218-9027

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