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ニュースリリース

テキスト版

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2008年11月6日
経営No.0813

豊かな生活と地球環境の維持との両立を目指しながら、事業を通じてCO2削減への貢献を目指す

成長戦略としての地球温暖化対策事業の拡大について

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、太陽光発電事業、ヒートポンプ関連事業、パワーデバイス事業を中心とする地球温暖化対策事業の拡大を図り、2015年度に1兆3,000億円超の売上高を目指すとともに、これらの事業を通じて、510万トン超のCO2を削減します。

 当社は、昨年10月に策定した三菱電機グループ「環境ビジョン2021」において、創立100周年にあたる2021年までに、製品が使用時に排出するCO2排出量を30%削減し、また、太陽光発電や原子力発電等の発電時にCO2を出さない発電事業へ貢献することを宣言しました。この製品使用時のCO2排出量の削減と発電時のCO2削減への貢献は、当社のあらゆる事業分野に関係することから、今回あらためて、地球温暖化対策事業を三菱電機グループの全社的な成長事業の柱の一つと位置づけ、事業拡大を図るものです。

三菱電機の地球温暖化対策事業における、重点事業と活動のポイント

1. 太陽光発電事業の強化(2015年度売上高2,500億円、CO2削減効果35万トン相当を目指す)
当社は世界最高の変換効率18.6%を達成した多結晶セルの太陽電池モジュールと、業界最高の変換効率97.5%を達成したパワーコンディショナーを組み合わせた高効率太陽光発電技術を強みとし、システム事業として住宅用等を中心に展開しています。今後急速な拡大が予想される業務用や大規模用の各市場へ事業拡大し、2015年度に売上高2,500億円、太陽光発電事業拡大に伴うCO2削減効果35万トン相当※1を目指します。
事業強化を図るための新たな取り組みは次のとおりです。

業務用の太陽光発電システム(数百kWクラス)を対象とした階調制御方式インバーター搭載の100kWパワーコンディショナーを開発中です。電力変換効率は97.5%を目指します。
大規模太陽光発電システム(数MW〜数十MWクラス)を対象とした3層タンデム型の薄膜シリコン太陽電池を開発中です。変換効率は15%を目指します。

※1: 2015年度に出荷する太陽電池が1年に発電する電力量をベースに計算したCO2削減量。
2. ヒートポンプ関連事業の強化(2015年度売上高8,000億円、CO2削減効果75万トン相当を目指す)
ヒートポンプは大気中の熱を利用するので、燃焼式ボイラーと比較して大幅なCO2排出削減効果があります。当社は業界初の外気温度が−25℃まで暖房運転が可能なビル用マルチエアコン「ズバ暖マルチ」の開発等、キーデバイスである圧縮機と熱交換器の性能改善・効率向上に努めてきました。今後、ルームエアコン、パッケージエアコン、給湯器等のヒートポンプ関連事業をよりグローバルに拡大し、2015年度に売上高8,000億円、CO2削減効果75万トン相当※2を目指します。
事業強化を図るための新たな取り組みは次のとおりです。

2009年度の目標売上高を5,500億円から6,100億円に引き上げ、目標達成を目指します。
ヒートポンプ式給湯システム「Air-to-Water」の欧州事業立ち上げを加速し、2012年度に売上高500億円を目指します。

※2: 主要製品1台あたりのCO2削減量に2015年度の販売台数をかけたもの。
3. パワーデバイス事業の強化(2015年度売上高1,500億円、CO2削減効果400万トン相当を目指す)
省エネルギーや高性能化、電力変換効率向上に大きく寄与するパワーデバイスについて、産業用のモーター制御や電源、インバーター家電、太陽光発電、電車や自動車など、幅広い分野でIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)モジュールやIPM(Intelligent Power Module)のシェアをさらに高め、2015年度に売上高1,500億円、CO2削減効果400万トン相当※3を目指します。
事業強化を図るための新たな取り組みは次のとおりです。

電力損失の大幅な低減が期待できる次世代のパワーデバイスであるSiC(Silicon carbide)モジュールの開発を加速し、2010年度の実用化を目指します。適用先はルームエアコン、業務用エアコン、太陽光発電システム用パワーコンディショナー、エレベーターなどを検討中です。

※3: パワーデバイスを搭載する主要製品において、パワーデバイスによる1台あたりのCO2削減量に2015年度の販売台数をかけたもの。

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