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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2009年4月28日
半導体No.0908

設置場所やデザインの多様化に対応

曲面の15.6型カラーTFT液晶モジュールを開発

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、設置場所やデザインの多様化に対応できる、曲面の15.6型カラーTFT※1液晶モジュールを開発しました。

※1: Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ

開発の背景

 TFT液晶モジュールは、屋内・屋外に関わらずさまざまな場所で映像や情報を表示する端末として幅広く使用されています。近年は、設置場所やデザインが多様化する傾向にあり、表示する液晶モジュールの形状にも平面だけではなく曲面のものが求められています。

 当社は今回、縦横比が3対10と超横長の15.6型カラーTFT液晶モジュールを、平面のものと同等の表示機能を保ったまま湾曲させることに成功しました。今後、デザインが優先される製品や、アミューズメント機器など、さまざまの用途で利用が期待されます。

主な開発成果

1. パネル加工技術とバックライト技術により自由な曲率を設定可能
従来の平面表示と同等な表示画質を実現できるパネル構造と、パネル加工技術および湾曲させても輝度分布がほとんど変化しないLED※2バックライト技術により、480mmから4000mmの曲率半径※3を自由に設定できるカラーTFT液晶モジュールを開発しました。
※1: Light Emitting Diode: 発光ダイオード
※2: 曲線の曲がり具合を曲線が円弧となる円の半径の値で表したもの。値が小さいほど曲がり具合が大きい
2. 超横長のカラーTFT液晶モジュールで臨場感やデザイン性を向上可能
開発した15.6型カラーTFT液晶モジュールは、超横長の1600×480の画素を持ち、800×480画素のWVGAの画面を横に2つ並べて表示できます。このモジュールを複数枚横に並べることで、これまでの平面液晶モジュールでは難しかった空間デザインやデザインを優先した機器が実現可能になります。臨場感あるコックピット風のディスプレーや全方向型ゲーム機への応用、情報端末のデザイン性向上などが期待できます。
今回、曲率半径の異なる5枚の液晶モジュールを並べ、全体として滑らかなカーブを持つ曲面ディスプレーを構成しました。

今後の展開

 今後お客様の各種ご要望に応えられるよう曲面の多様化に向けた開発を進め、2012年頃の市場投入を目指して製品化する予定です。

特許

 国内25件、海外4件 出願中

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 半導体・デバイス第一事業部 液晶営業部

TEL: (03)3218-2482 FAX: (03)3218-4862

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