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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2009年9月10日
リ本No.0935

4本バスバー電極セルの採用とモジュールサイズの大型化により最大出力235Wを実現

三菱電機海外向け「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」新発売のお知らせ

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、4本バスバー電極セルの採用とモジュールサイズの大型化により最大出力235Wを実現した機種をはじめとする、海外向け「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」10機種を2010年1月15日から発売します。

 本製品は、9月21日からドイツのハンブルグで開催される太陽光発電システム国際見本市(24th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition)と10月27日からアメリカのカリフォルニアで開催される全米最大の展示会Solar Power International 2009に出展します。

海外向け「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」 PV-TJ235GA6(235W、欧州向け)

海外向け「大出力無鉛はんだ
太陽電池モジュール」
PV-TJ235GA6
(235W、欧州向け)

太陽電池セルの外観比較 新製品の4本バスバー電極セル(左)と従来品の2本バスバー電極セル(右)

太陽電池セルの外観比較
新製品の4本バスバー電極セル(左)と
従来品の2本バスバー電極セル(右)

発売の概要

製品名 セルタイプ 代表形名 公称最大出力 モジュール変換効率 価格 発売日
大出力無鉛はんだ
太陽電池モジュール
多結晶シリコン PV-TJ235GA6
(欧州向け)
235W 14.3% 案件により
個別見積もり
2010年
1月15日
PV-UJ235GA6
(北米・アジア向け)

発売の狙い

 太陽光発電システム市場は、地球温暖化防止に向けた二酸化炭素(CO2)排出削減の取り組みなど環境保全意識の高まりを背景に世界的に急拡大しています。特に、固定価格買い取り制度(フィードイン・タリフ)が導入されている欧州各国や、助成制度が拡充されている米国では、投資資金の回収効率を重視する大規模システムが多いため、1枚あたりの出力が高い太陽電池モジュールが求められています。

 当社は今回、太陽電池セル内の電気抵抗を低減した高効率な4本バスバー電極セルの採用とモジュールサイズの大型化により、最大出力235Wを実現した機種をはじめ大出力でシステムトータルのコストを削減できる太陽電池モジュール10機種(欧州向け5機種、北米・アジア向け5機種)を発売します。

新製品の特長

1. 4本バスバー電極を採用し、セル1枚あたりの出力を向上
当社は従来、セルに2本バスバー電極を採用してきましたが、今回、4本バスバー電極セルを実用化しました。バスバー電極の本数を2本から4本に増やすことにより、セル内の電気抵抗が低減され、セル1枚あたりの出力が従来品※1比3%向上しました。4本バスバー電極セルは、集光面積を確保するために各バスバー電極の幅が狭く、バスバー電極とタブ線を接続する際にずれが生じやすくなります。当社は高度な画像検知技術により位置決め精度を高めたタブ付け技術を確立し、この問題を解決しました。
※1: 当社製2本バスバー電極セル量産品との比較
2. モジュールサイズ大型化により、モジュール1枚あたりの出力を向上
モジュールを構成するセル枚数を50枚から60枚に増やしてモジュールサイズを大型化し、出力の向上を図りました。4本バスバー電極セルの採用と合わせ、モジュール1枚あたりの出力が従来比※2最大24%アップしました。これにより、システムを従来よりも少ないモジュール枚数で構成でき、架台などの施工部材費用や設置工事費などを節減できます。
※2: 当社従来品(190Wモデル)と新製品(235Wモデル)の比較
3. フレーム形状の最適化により、従来品同様IEC静圧荷重5400Paに適合
フレーム形状の最適化により、フレーム強度を従来品※2比約2倍に向上させました。モジュールサイズの大型化を図りながらも従来品※2同様IEC規格※3の静圧荷重5400Pa※4に適合しています。
さらに、新フレームでは、使用できる施工部材のバリエーションが広がりました。
※3: IEC61215 Second Edition:国際的な標準化団体であるInternational Electrotechnical Commission(国際電気標準会議)により規定された太陽電池モジュールの性能規格
※4: Pa=パスカル、圧力・応力の単位

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