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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2009年10月1日
リ本No.0936

日本メーカーとして初めて、北米の産業用・大規模発電用パワーコンディショナ市場へ参入

三菱電機 太陽光発電システム用「大容量パワーコンディショナ」を北米市場に投入

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、産業用や大規模発電用の太陽光発電システムで使用する大容量パワーコンディショナを、日本メーカーとして初めて※1北米市場に投入します。2010年10月2011年度に100kWタイプとを、2011年4月には250kWタイプを投入するとともに、国内市場へも順次展開を図っていきます。この100kWタイプの試作機を、10月27日からアメリカのカリフォルニア州アナハイム市で開催される全米最大の展示会Solar Power International 2009に参考出品します。


※1: 2009年10月1日現在

投入製品の概要

製品名 容量 発売地域 市場投入予定時期
大容量パワーコンディショナ 100kW 北米 2010年度 (2010年10月)2011年度
250kW 2011年度 (2011年4月)

背景

 世界的な環境保全意識の高まりにより、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない太陽光発電システムが注目されています。なかでも助成制度が拡充されている米国では、100kW以上の産業用・大規模発電用の需要が市場の約7割(当社推定)を占め、グリーンニューディール政策と合わせ市場のさらなる成長が期待されます。こうした産業用・大規模太陽光発電システムでは、投資資金の早期回収が重視されることから、太陽電池モジュールの効率向上とともに、発電した電気を直流から交流へ変換するパワーコンディショナなど周辺機器の効率向上が求められ、システムコスト削減やアフターサービスに関するメーカーの提案力も重要視されています。

 当社は、2004年10月に米国で太陽電池モジュールの販売を開始して以来、北米ではモジュールを中心とした展開を推進してきました。近年の産業用・大規模太陽光発電システムへの要求に対応して、今回、北米市場に高効率なパワーコンディショナを投入し、モジュールとのセット提案やアフターサービス体制を強化することにしました。既に変換効率が業界最高※2となる97.5%の100kWパワーコンディショナの技術開発(2009年2月18日発表)を終えており、今後は耐環境性や信頼性を検証し、米国で認証を取得する予定です。

※2: 2009年10月1日現在。100kW-480Vパワーコンディショナで負荷率75%における変換効率(当社調べ)

事業展開の概要

1. 高効率で小型、かつ劣悪な屋外環境にも設置できる製品を投入

大容量パワーコンディショナの開発・製造は、社会インフラ関連事業で長い歴史とノウハウを持つ長崎製作所(長崎県西彼杵郡)で行います。当社独自の階調制御型インバーター技術と100kWパワーコンディショナ初※3のトランスレス仕様により、変換効率が97.5%と高く、小型、軽量、かつ砂漠やアクセスの困難な内陸部などの劣悪な環境でも屋外に設置できる製品を投入する予定です。

※3: 2009年10月1日現在。100kWパワーコンディショナとして(当社調べ)

2. 北米販売部門の提案・サポート体制を強化

現在、米国で太陽電池モジュールの販売を担当しているMitsubishi Electric & Electronics USA. Inc.が、大容量パワーコンディショナの販売から、モジュールとのセット提案やアフターサービスまで一貫して対応します。北米にパワーコンディショナを投入する2010年度中2011年度には、システム技術・アフターサービス技術要員を新たに配置して、提案・サポート体制を整える計画です。

今後の展開

 当社は今後も、太陽電池モジュールとパワーコンディショナ及びそのパワー半導体素子を自社で一貫開発・製造する国内唯一のメーカーとして太陽光発電システム全体での高効率化と高品質を追求していきます。今回、大容量パワーコンディショナを北米市場へ投入することにより、産業用・大規模発電分野でのさらなる競争力強化を図るとともに、国内市場への展開も順次図っていきます。2012年度までに北米と国内市場で50MW(100kWパワーコンディショナ換算で500台)の販売を計画しています。

変更履歴

2010年11月29日 取り消し線部を修正

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 長崎製作所

TEL: なし FAX: (095)881-1675

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