三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、有機ELを発光素子に用いた世界で初めて※1の有機EL方式スケーラブルディスプレイの試作機を「CEATEC JAPAN 2009」(10月6日(火)〜10日(土) 於:幕張メッセ)に参考出展します。
| ※1: | 2009年10月2日現在、当社調べ。有機ELを使用した100型を超える大型映像装置として |
背景と概要
近年、商業施設や交通・公共施設などのディスプレイに各種の情報や映像をタイムリーに表示するデジタルサイネージが増えてきました。ディスプレイの設置場所も多種多様に広がり、奥行きや重量が限られる場所、外光が差し込む明るい場所、曲面状の場所など、従来の規格型ディスプレイで対応できなかった場所に、画質や見やすさなどを悪化させずに大きさや形をフレキシブルに構成できるスケーラブルなディスプレイが求められています。
当社は競技場や公共施設向けの大型映像装置で好評をいただいている「オーロラビジョン」の技術を生かし、今回、世界で初めて、256ピクセルを1単位とする有機ELを2880セット配列した155型(縦1,920mm×横3,456mm)の大型スケーラブルディスプレイを試作しました。
開発したディスプレイを構成する有機EL方式表示パネルは、有機薄膜を陽極と陰極で挟みこんだ簡単な構造を持つ自発光型で薄型軽量かつ、併せて開発した高画質駆動の制御技術と高精度機構系により、高画質、高輝度、高コントラストを有しています。設置場所のデザインや大きさに合ったフレキシブルな構成が可能で従来設置できなかったさまざまな場所に対応できます。
試作機の特長と仕様
| 1. | 奥行き81.5mmの薄型・軽量スクリーン スクリーンの奥行きは81.5mmで、当社の屋内型オーロラビジョンLEDに比べて約4分の1と薄く、軽量です。曲面を帯びた壁・柱などへの設置も容易です。 |
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| 2. | 目地レス、スケーラブル 規格型ディスプレイは通常、スクリーンサイズを自由に選べず、また縦横に並べてスクリーンサイズを大きくしてもディスプレイの間に目地が発生してしまいます。試作したディスプレイには目地がなく、縦長や超横長などのさまざまなスクリーンサイズをフレキシブルに構成できます。 |
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| 3. | 高輝度・高コントラスト・高画質 液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの輝度は通常500〜1000cd/m2程度ですが、試作したディスプレイは1200cd/m2と高輝度かつ高コントラスト・高画質です。ショーウィンドーや吹き抜け空間などの明るい環境でも見やすく、デジタルサイネージなどに最適です。
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