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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2009年11月4日
リ本No.0943

世界唯一の汚れ防止技術「ハイブリッドナノコーティング」を採用

三菱電機 ダクト用換気扇 羽根汚れによる性能劣化の大幅な抑制を実現

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、2010年度に発売するダクト用換気扇の新製品約100機種の羽根に、砂塵やほこり、油汚れなどのさまざまな汚れをよせつけず、金属からプラスチックにまで適用できる世界唯一※1の防汚コーティング技術「ハイブリッドナノコーティング」(2009年8月6日発表)を採用します。これにより、羽根の目詰まりによる換気風量の低下や騒音悪化を大幅に抑制し、清掃の手間を削減できます。

※1: 2009年11月4日現在。当社調べ。電気機器用途において

背景

 天井裏の配管(ダクト)を通じて換気する天井埋込形のダクト用換気扇は、当社が1968年に国内で初めて発売しました。外壁に面していない部屋でも天井から換気ができる利便性が支持されて、集合住宅などを中心に採用が進み、現在では国内住宅用換気扇市場の約4割をダクト用換気扇が占めています。

 一方、2003年の建築基準法改正(シックハウス対策)で義務化された24時間換気システムでは、換気扇を連続運転させるため、換気扇の羽根にほこりや汚れが付着しやすくなっています。特に、ダクト用換気扇に使われる高静圧羽根のシロッコファンは、羽根の間隔が狭いため、長期間使用すると羽根1枚1枚の間に徐々に汚れやほこりなどがたまって目詰まりし、換気風量低下や騒音悪化の原因になります。しかし、天井に設置されていることから、清掃の際に脚立に登る高所作業が必要になるため、清掃の手間自体を減らせる製品が求められています。

 当社は約200機種に及ぶダクト用換気扇のうち、2010年度以降に発売する新製品約100機種の羽根に「ハイブリッドナノコーティング」を採用し、その後順次対象機種数を拡大していく予定です。

ハイブリッドナノコーティングの効果

1. 10年間羽根の清掃をしなくても羽根の目詰まりによる換気風量の低下や騒音悪化を抑制
「ハイブリッドナノコーティング」をプラスチック素材(ポリプロピレン)に施すことにより、汚れの付着量がコーティングなしのものに比べて約5分の1※2に低減できます。これを高静圧羽根のシロッコファンに適用すると、当社の試験※3では、10年間羽根の清掃をしなくても風量の低下は3%以内で初期の状態とほとんど変わらず、騒音も約1dB(デシベル)の悪化程度で気になりません。また、コーティングの効果は10年間持続することを検証済みです。
※2: 当社基準にてプラスチックのテストピースを汚れの中に暴露した際に、汚れが付着した面積を計測
※3: 当社基準での10年間の居室環境を模した試験において
2. 浴室やトイレ・洗面所などのサニタリー空間から居室まで幅広く防汚効果を発揮
「ハイブリッドナノコーティング」は、砂塵やほこりなどをよせつけないため、浴室やトイレ・洗面所などのサニタリー空間から居室まで幅広く防汚効果を発揮します。

今後の展開

 「ハイブリッドナノコーティング」は、今年10月に発売した新形ルームエアコン「霧ヶ峰」(ZWシリーズ)に採用しています。当社は今後、ダクト用換気扇の新製品にハイブリッドナノコーティングを順次採用するほか、空調・冷熱機器や産業用機器など幅広い用途にこの技術を順次適用し、さまざまな製品の省メンテナンスニーズに応えていきます。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 中津川製作所 営業部 電材営業課

TEL: (0573)66-8215

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