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ニュースリリース

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2009年11月16日
社会No.0912

浄化効果が高く環境にやさしい水処理施設を構築

中国から上下水道の水処理施設用「オゾナイザ」を受注

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 三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、中国で上下水道の水処理施設に用いる「オゾナイザ」を受注しましたので、お知らせします。

 今回受注したのは、北京市の下水処理施設向け2件と蘇州市の上水処理施設向け1件で、受注総額は約5億円です。

 上下水道では、異物の除去と、殺菌、有機物除去、脱臭、脱色などの水質改善処理が行われます。オゾンは、塩素に勝る強力な殺菌力を持ちながら処理後には無害な酸素に戻るため、環境への負荷が低く、脱臭・脱色効果にも優れており、浄化効果が高く環境にやさしい水処理施設が構築できます。
 当社は、1968年にこのオゾンを発生させるオゾナイザの国内販売を開始して以来、約40年にわたる歴史と、国内上下水道分野を中心として1600台以上の納入実績を持っています。
 近年、中国では都市部の人口増加や急速な産業化による水需要の大幅な増加に対応して、水処理施設の設置が盛んになっています。こうした中国の水処理施設の需要拡大を受け、当社は2004年に中国でのオゾナイザ販売を開始しました。これまで北京の清河汚水処理廠※1(第1期整備)向け、第三水廠※2向けなど6箇所にオゾナイザを納入しており、性能および安定した稼働実績、保守体制が高い評価を得ています。
※1: 「汚水処理廠」は「下水処理場」の意味
※2: 「水廠」は「浄水処理場」の意味

受注概要

1. 北京市下水処理施設向け案件
北京市では、水環境改善に向けたエコプロジェクトとして、2011年までに市内のすべての下水(日量265万トン)を浄化してから河川に放流したり工業・農業用水に再利用したりする「下水再利用プロジェクト」が進められています。今年から始まった第2期整備の下水処理施設には、大量の下水を効率的に処理でき環境負荷も低いオゾンを使った水処理装置の採用が決定しており、今回、当社は初年度発注分のうち清河汚水処理廠向けと盧溝橋汚水処理廠向けのオゾナイザ2件を受注しました。来年度以降の発注分についても受注を目指します。
2. 蘇州市上水処理施設向け案件
蘇州市は上海市の西方、中国第3位の淡水湖 太湖に面した中核都市です。水道原水を太湖から得ていますが、昨今の急激な都市化・工業化に伴い太湖の水質悪化が問題となっており、安全でおいしい水道水を確保するため、浄水場へのオゾン水処理装置の導入が進められています。今回、当社は横山水廠向けのオゾナイザを受注しました。今後も、太湖や長江周辺地区(上海、江蘇省、浙江省など)でオゾナイザの受注拡大を目指します。
地域 客先名 納入先 用途 オゾン発生量
(毎時)
処理能力
(日量)
納入時期
北京市 北京城市排水集団
有限公司
清河
汚水処理廠
下水
(再生水)
16.7kg×6システム 47万トン 2010年
8月
盧溝橋
汚水処理廠
7.5kg×3システム 10万トン 2010
年6月
江蘇省 蘇州市自来水公司 横山水廠 上水 20.0kg×2システム 30万トン 2010年
3月

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