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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2010年1月14日
ビル1001

利便性はそのままで消費電力量を削減する

エレベーター省エネ群管理システムを開発

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三菱電機株式会社(執行役社長:下村節宏)はエレベーター全体の消費電力量を最大10%※1削減できるエレベーター省エネ群管理システムを開発しました。

利用者の利便性はそのままに、消費電力量を削減でき、ビルの省エネに貢献します。

  • ※1:当社従来比。消費電力量の削減率はエレベーター構成・利用状況によって異なります。

開発の狙い

省エネ法の改正などにより、高層ビルや大型施設では、エレベーターの省エネ化が強く求められています。

エレベーターの群管理システムは、利用者の待ち時間を最小とするよう複数台のエレベーターを効率よく運用するための配車システムですが、利便性を重視したコントロールを行うため、エレベーター全体の消費電力量を増加させる場合がありました。

当社は今回利用者の利便性を維持しつつ消費電力量を削減できるエレベーター省エネ群管理システムを開発しました。

主な開発内容

  1. 消費電力量の少ないエレベーターを配車して最大10%省エネ

    利用者が乗場でボタンを押したときに、各エレベーターの位置や乗車率から消費電力量を推定して、運行効率と省エネを両立するエレベーターを選び、配車をコントロールします。朝夕や昼食時間帯などのエレベーターが混雑する時間帯には利便性を優先してコントロールし、空いている時間帯は省エネ性を優先してコントロールをします。

    当社シミュレーションでは、エレベーター4台・16階床の一般的なオフィスビルで、エレベーターの1日の消費電力量が最大で10%(約10kWh、CO2換算約5.55kg)削減できる効果が得られました。

  2. 省エネでも利便性はそのまま

    省エネ性を優先したコントロールでも、乗り場でボタンを押してから乗りかごが到着するまでの平均待ち時間は、一般的なオフィスビルの20秒程度に比べ1秒から1.6秒程度増えるだけで、利用者に不便を感じさせません。利用者の利便性はそのままで、省エネが実現できます。

  3. 優先度はお客様の要望により調整可能

    1日のうち、エレベーターの混雑度を判断して、利便性と省エネ性のバランスを自動的に調整しますが、省エネの優先度合いはお客様の要望により調整できます。

    また、新たに来館する利用者を想定してロビー階などにあらかじめエレベーターを待機させる時間帯を限定するなど、エレベーターの無駄な走行も削減できます。

今後の展開

今回開発したエレベーター省エネ群管理システムを搭載したエレベーターを2010年4月から国内外の市場に順次展開します。


お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビル事業部

TEL: (03)3218-4544 FAX: (03)3218-4674

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