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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2010年2月16日
開発1007

フルハイビジョン映像を4K2Kテレビに鮮明に表示

次世代ハイビジョンテレビ(4K2Kテレビ)用超解像技術を開発

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三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、高精細の次世代ハイビジョンテレビとして期待されている4K2Kテレビ※1の画面に、現行規格のフルハイビジョン(以下、フルHD)映像※2を鮮明に表示する超解像技術を開発しました。

  • ※1:4K2Kテレビの解像度:水平4000画素×垂直2000画素前後
  • ※2:フルHDの解像度:水平1920画素×垂直1080画素

開発の背景

次世代ハイビジョンテレビとして、現行フルHDの約4倍の画素数を持ち、より鮮明な映像を表現可能な4K2Kの規格導入が検討されています。しかし、4K2Kテレビが普及しても、フルHD映像を鑑賞する機会も残ると予想されます。4K2KテレビでフルHDの映像を表示する場合、テレビの画素数に合わせて画素を補間する必要がありますが、画素を単純に拡大するだけではぼやけた不鮮明な映像になり、4K2Kテレビ本来の映像表現能力を発揮できないという問題がありました。

当社は今回、4K2KテレビにフルHDの拡大映像を鮮明に表示できる、4K2Kテレビ用超解像技術を開発しました。

主な開発成果

  1. 独自の多重解像度解析技術で高周波成分を推定し、フルHD映像を約4倍に拡大

    独自の多重解像度解析技術で、1フレームのフルHD映像から複数の解像度で高周波成分を抽出し、4K2Kに拡大した際に持つべき高周波成分を推定して鮮明な映像を作り出す、超解像アルゴリズムを開発しました。フルHD映像を約4倍に拡大しても、鮮明な映像を4K2Kテレビに表示します。

  2. 超解像アルゴリズムをリアルタイムに処理可能

    開発した超解像アルゴリズムは、1フレームのフルHD映像とその縮小映像から高周波成分を推定しますので、大容量のフレームメモリーを必要とせず、演算量も少ないので、安価なハードウエアでリアルタイム処理が実現できます。

今後の展開

4K2Kテレビの民生市場登場に合わせ、本技術を搭載した商品を市場投入していきます。

特許

国内25件、海外5件 出願済


お問い合わせ先
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 業務部 広報・宣伝グループ

FAX: (06)6497-7289

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