三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、欧州のレーザ加工機市場参入の第一段階として、イタリアで炭酸ガスレーザ加工機「LVPシリーズ」の販売を4月から開始します。
販売の背景
当社は炭酸ガスレーザ加工機のキーパーツであるレーザ発振器から数値制御装置(NC)、加工機本体まで自社で一貫して開発・生産しています。日本・米国・アジアでは累計1万台を超える納入実績があり、高品質なビームによる良好な切断面と、炭酸ガスの循環利用によりガスの放出量が少なく低いランニングコストですむ点が高い評価を得ています。
欧州は出力1kW以上の切断用レーザ加工機で世界の需要の4割を占める巨大市場です。近年、製品の多様化と製品サイクルの短縮化が進む中、薄板から厚板まで高速加工でき、多品種少量生産でも短時間に加工装備が行える二次元レーザ加工が欧州でも脚光をあびており、今後需要の増加が期待されます。
当社は今回、欧州の販売会社Mitsubishi Electric Europe B.V.を通じてイタリアのプレスブレーキメーカーSchiavi(スキアビ)社と連携して、炭酸ガス二次元レーザ加工機LVPシリーズを販売します。今後は、イタリアでの販売機種を拡大するとともに、欧州各地域へ販売の拡大をめざしていきます。
販売製品と主な仕様
| 項目 | ML3015LVP-45CF-R |
|---|---|
| レーザ定格出力 | 4.5kW |
| 移動方式 | 光走査方式(3軸光移動) |
| ストローク(X×Y×Z) | 3100×1550×120mm |
| 早送り速度 | 最大毎分85m(単軸)、毎分120m(合成) |
| 最大加工送り速度 | 最大毎分30m |
| 位置決め精度 | 0.05mm/500mm(X、Y軸) |
| 繰り返し精度 | ±0.01mm(X、Y軸) |
| ビームモード | 低次(TEM01*主成分) |
| 出力安定度 | ±1%以下 |
販売会社
| 当社現地販売会社 | :Mitsubishi Electric Europe B.V. ドイツ・デュッセルドルフ |
| イタリア代理店 | :Schiavi Macchine Industriali Lavorazioni Lamiera s.r.l イタリア・ピアチェンツァ |
| 販売開始 | :2010年4月1日 |
| 販売地域 | :イタリア |
| 販売目標台数 | :2010年度 20台 |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 メカトロ事業推進部
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