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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2010年5月19日
電力1002

磁石が不要で、信頼性と保守性が向上

世界初 APF方式の陽子線治療装置用入射器を開発

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三菱電機株式会社は、がん治療に使用される陽子線治療装置のビームを発射する入射器において、磁石を必要としないAPF(Alternating Phase Focusing 交替位相集束)方式の陽子線治療装置用入射器を世界で初めて開発しました。

これにより、信頼性と保守性が向上しました。

本開発成果を、5月20日から22日まで開催される第49回粒子線治療世界会議で発表します。

主な開発内容

  1. 世界初、磁石が不要のAPF方式による陽子線治療装置用入射器を開発
    • 陽子(水素の原子核)を、磁石を使用せず電場によって収束させながら加速するAPF方式の陽子線治療装置用入射器を世界で初めて開発
    • 電場を「のこぎり波型位相変調技術」で制御し、高品質なビームを実現
    • 磁石をなくしたことで構造が簡素化され、調整も容易になって信頼性と保守性が向上
  2. 高周波電力の供給電源を簡素化
    • 陽子線治療装置用入射器にレゾナントカプラ(磁気共鳴型電力分配)方式を世界で初めて適用
    • 陽子を加速する高周波電力の供給電源を1台に集約して構成が簡素化
    • 高周波電力の位相調整が不要で保守性が向上

今後の展開

本入射器を陽子線治療装置システムの標準ラインアップに加え、粒子線治療の普及促進に取り組みます。また、より高度に、より多くの患者を治療できる装置の開発を進めます。


お問い合わせ先
三菱電機株式会社
 原子力・医療システム事業部 先端・医療システム部

TEL: (03)3218-2466 FAX: (03)3218-9027

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