ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2010年6月2日
リ本No.1021

混合プラスチックから主要3大プラスチックを高純度に選別回収

日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を稼働開始

印刷用ページへ

三菱電機株式会社は、使用済み家電製品のリサイクルプラントから排出される複数のプラスチックが混在する混合プラスチックから、主要3大プラスチックを家電製品で利用可能な高純度で自動選別・回収し、リサイクルする日本初※1の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を子会社の(株)グリーンサイクルシステムズで開始しました。年間約6,400トンのプラスチックを回収・再利用して、家電から家電への自己循環リサイクルの大幅な拡大を目指します。

  • ※1:2010年6月2日現在 当社調べ

(株)グリーンサイクルシステムズ本社工場外観

(株)グリーンサイクルシステムズ本社工場外観

大規模・高純度プラスチックリサイクルの概要

当社は1999年、千葉県市川市に日本初の家電リサイクルプラントとして(株)ハイパーサイクルシステムズを立ち上げました。これまで、使用済み家電製品に含まれる年間約10,000トンのプラスチックの内、約600トンを目視と手作業により選別・回収し、当社家電製品で再利用してきました。残りのプラスチックは金属部品などとともに破砕し、金属を回収した後、混合プラスチックとして排出していました。4月から順次稼働を開始した(株)グリーンサイクルシステムズは、この混合プラスチックを受け入れ、主要3大プラスチックであるPP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)を高純度で自動選別・回収し、リサイクルを行います。年間約6,400トンの高純度プラスチックの回収が見込まれます。
 家電製品への再利用が可能な高純度なプラスチックの回収量は、これまで年間600トン程度に留まっていましたが、今回の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」により、約7,000トンへと大幅に拡大します。
 7,000トンのプラスチックリサイクルは、新たに石油から製造するのに比べ、約7,300トンのCO2排出量を削減※2できます。
  • ※2:当社試算

大規模・高純度プラスチックリサイクルの適用技術

・ PP、PS、ABSを高純度に自動選別する独自の湿式比重選別技術と静電選別技術
   −日本初の「大規模・高純度プラスチックリサイクル」を開始− (2008年8月20日発表)
・ X線を用いてRoHS対象物質を含む難燃プラスチックを高速に検知・選別・除去し、
  プラスチックの自己循環リサイクルをさらに拡大する技術(実証試験中)
   −高速分析技術によるリサイクルプラスチックの大量回収− (2009年2月18日発表)

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。