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ニュースリリース

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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2010年9月10日
電シ本No.1001

日本版GPS、日本初の準天頂軌道衛星

測位衛星「準天頂衛星初号機(みちびき)」の打ち上げ準備が完了

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 三菱電機株式会社は、宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が日本版GPSとして打ち上げる予定の「準天頂衛星初号機(以下、みちびき)」を主契約者として開発してきました。このたび9月11日の打ち上げに向けて準備が完了しましたのでお知らせします。

 今後は、さまざまな実証を支援するとともに、3機体制実現に向けた衛星開発と利用促進に貢献してまいります。

種子島宇宙センター搬入前の「みちびき」(於:鎌倉製作所)

種子島宇宙センター搬入前の「みちびき」
(於:鎌倉製作所)

みちびきの概要

寸法 2.3×2.3×5.7m  翼端間25m
質量 打ち上げ時   約4t
 ドライ      約1.8t
発生電力 約5.3kW(寿命末期)
設計寿命 10年
軌道(初期) 遠地点高度39,000km
 近地点高度33,000km

みちびきの製造と運用開始に向けて

 みちびきは、1日24時間のうち約8時間あまりの間、日本上空にとどまる準天頂衛星です。「きく8号」(JAXA)をもとに開発した当社製の標準衛星バス「DS2000」をベースに測位ミッションに対応して開発したもので、当社は衛星のシステム試験に必要な設備※1をすべて持つ鎌倉製作所で製造からシステム試験まで一貫して行いました。種子島宇宙センターへの搬入以降、機能確認試験や推進薬充填作業などを実施し打ち上げ準備が完了したものです。
 打ち上げ後は、準天頂軌道への投入や初期機能確認など、実証開始に向けて支援していきます。
※1: 宇宙の高真空・極低温状態を模擬するスペースチェンバー、振動試験設備、音響試験設備、アンテナ特性試験用電波暗室など。 測位衛星をはじめとする衛星事業への当社取り組み

測位衛星をはじめとする衛星事業への当社取り組み

 みちびきは日本版GPS衛星です。日本政府では来年8月までに2号機以降の開発に向けた方針検討が進められています。当社は、さまざまな実証を支援するとともに、3機体制実現に向け、衛星開発、利用促進に貢献すべく取り組んでまいります。

 当社はJAXAの推進する国内衛星開発プロジェクトの数多くに主契約者として参画し、日本の宇宙開発におけるリーディングメーカーの地位を築いてきました。また、この過程で開発した「DS2000」を用いた衛星の商談を国内外で進めています。

 最近では、2008年にスカパーJSAT株式会社の通信衛星「スーパーバードC2号機」を軌道上で引き渡したほか、Singapore Telecommunications LimitedとChunghwa Telecom Company Limited、ST-2 Satellite Ventures Pte Limitedから通信衛星「ST-2」を、昨年は気象庁から「ひまわり8号、9号」を受注しました。今後も国内外で衛星事業の拡大を推進してまいります。

お問い合わせ先
三菱電機株式会社 宇宙システム事業部 宇宙営業第一部

TEL: (03)3218-2759 FAX: (03)3218-3314

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