ニュースリリース

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2011年2月23日
ビルNo.1101

セキュリティーと省エネをひとつのタグで

オフィス照明の消費電力を半減する照明制御実証実験を開始

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 三菱電機株式会社は、株式会社三菱地所設計と共同で、照明の消費電力50%削減を目指す照明制御の新しい手法を発案し、本年4月から実証実験を開始します。この手法は無線式のタグを用いたハンズフリー入退室管理システムの情報を利用し、ユーザーの位置に応じて照明範囲と照度を最適制御するものです。実験では、省エネや運用上の効果を検証します。

照明制御のイメージ

新しい照明制御の特長

1. オフィス内の位置情報で照明を最適制御
・ 入退室管理システムの無線式タグを利用して、ユーザーごとに室内の位置を把握
・ ユーザーの位置に応じて、自席付近とオフィス内の照明を最適に制御
2. ユーザーは意識することなく、セキュリティーと照明を制御
・ タグを身に着けているだけで、入室時の認証とオフィスの照明を制御
・ タグのボタンを照明の照度リモコンとして自由に操作可能
3. 照明の範囲や照度を細かくコントロールすることで省エネを実現
・ 自席やその周辺の照明を、入室、在席時、離席時、退室の状況に応じてきめ細かく制御
・ ビルオフィスの消費電力のうち、約4分の1を占める照明の電力を半減

実証実験の概要

実施場所 三菱電機株式会社本社(東京都千代田区:東京ビル内)
基本システム セキュリティーシステム:三菱ハンズフリー入退室管理システム
照明制御システム:メルセーブNET F※1
照明器具 60cm角グリッド天井用LED※1 30台
目標効果 照明消費電力の50%削減
実験期間 2011年4月〜12月
※1: 三菱電機照明株式会社製
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 ビル事業部 ビルシステム第三部

TEL: (03)3218-4525 FAX: (03)3218-4399

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