ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2011年5月27日
電シ本No.1104

シンガポールSingTel社と台湾中華電信社向け

商用通信衛星「ST-2」の静止軌道への投入に成功

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、シンガポールSingTel社※1と台湾 中華電信社※2向けに製造した商用通信衛星「ST-2」※3について、本日5月27日(日本時間)、静止軌道への投入に成功しましたのでお知らせします。


※1: シンガポールを拠点とする通信サービス会社
Singapore Telecommunications Limited
※2: 台湾を拠点とする通信サービス会社
Chunghwa Telecom Co., Ltd.
※3: SingTel社と中華電信社が共同所有する商用通信衛星「ST-1」の後継機

ST-2の軌道上イメージ

静止軌道投入までの経緯

 「ST-2」は5月21日に南米・仏領のギアナ宇宙センターよりアリアン5ロケットで打上げられました※4。当社は、ロケットから分離された「ST-2」に対して、当社 鎌倉製作所にあるサテライトオペレーションセンターからの追跡管制により、太陽電池パネルを展開し、アポジエンジンの噴射によって軌道高度を徐々に上げ、静止軌道への投入に成功しました。


※4: 5月21日(土)5時38分(日本時間)

今後の予定

 軌道上で展開されたアンテナなどを含め、衛星の通信性能の確認を行った後、SingTel社と中華電信社による衛星通信サービスが開始される予定です。今後、当社は約15年間の衛星運用期間にわたり運用支援を行います。

当社の商用衛星への取り組み

 当社は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の推進する国内衛星開発プロジェクトの半数近くに主契約者として参画し、今日の日本の宇宙開発におけるトップメーカーとしての地位を築いてきました。これまで海外含む440機以上の衛星に参画しています。今回の「ST-2」は、当社の標準衛星バス※5「DS2000」を使用した衛星の6機目にあたり、「DS2000」は国内外の衛星市場において着実に実績を積み重ねております。今後も、「DS2000」をベースとし、商用衛星の販売拡大を目指します。


※5: 人工衛星の電源や姿勢制御などを担う基幹部分

「ST-2」の概要

項目 諸元
衛星バス 当社製 標準衛星バス「DS2000」
設計寿命 15年以上
ミッション 中近東、中央アジア、インド、東南アジア地域向けの通信サービス
静止軌道位置 東経88度
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 商用衛星営業部

TEL: (03)3218-9149 FAX: (03)3218-3314

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。