ここから本文

ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2014年6月12日
FA No.1406

高出力4kWファイバーレーザー発振器を搭載し、生産性を向上

三菱ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015NX-F40」発売のお知らせ

印刷用ページへ

 三菱電機株式会社は、高生産性・高効率・高品質を実現できるファイバー二次元レーザー加工機「NX-Fシリーズ」の新製品として、厚板の加工ニーズに対応する高出力4kWファイバーレーザー発振器を搭載した「ML3015NX-F40」を6月12日に発売します。

開発の特長

  1. 4kW ファイバーレーザー発振器搭載により、加工性能を向上
    • 軟鋼9mm 厚の加工速度を約1.5倍※1に高速化し、加工時間を短縮
    • 当社独自の高速レーザー切断技術である「F-CUT®※2が可能な対象板厚の拡大により、ステンレス材3mm厚の加工時間を50%短縮※3
    • 最大加工板厚を軟鋼22mm厚、ステンレス材20mm厚へ拡大
    • ※1当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015NX-F」との比較
    • ※2ビームのオン・オフを軸移動にあわせ高速同期させ、軸移動の停止時間をなくす加工技術
    • ※3当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015NX-F」で当社指定形状を加工した場合の比較
  2. 高出力レーザー加工機で省エネを実現
    • 発振効率に優れた※4ファイバーレーザー発振器の搭載と、インバーター制御冷却装置・高効率駆動機器・LED照明などで消費電力を約60%削減※5
    • ecoモード※6を搭載し、待機時の消費電力を最大70%削減※7
    • ※4投入電力に対するレーザーの発振出力について、当社製炭酸ガスレーザー発振器との比較
    • ※5当社4.5kW炭酸ガスレーザー発振器を搭載した「ML3015NX-45CF-R」との比較
    • ※6停止時に段階的に各機能を停止させる機能
    • ※7ecoモード未使用時との比較
  3. レーザー出力コントロールと新開発加工ヘッドによる高品質加工
    • レーザー出力制御により、低出力から高出力まで安定したレーザー出力を実現し、加工材料の裏面に発生するドロス(付着物)を低減
    • 新開発の加工ヘッドを採用し、厚板加工時の保護ガラスへのスパッタ※8付着を軽減し安定した連続高品質加工を実現。加工機の剛性向上により高速加工時に発生する振動を抑制し、精度の高い加工を実現。
    • ※8加工対象物からの飛散物

発売の概要

製品名 形名 標準価格
(税抜き)
受注開始 生産台数
ファイバー二次元レーザー加工機 ML3015NX-F40 1億6900万円 6月12日 年間50台
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部 メカトロ事業推進部

TEL: (03)3218-6560 FAX: (03)3218-6822

PDF形式のデータをご覧いただくには、アドビシステムズ社のAcrobat Reader(無料配布)が必要です。導入されていない方は左のアイコンをクリックして、Adobe Systemsのホームページからダウンロードしてください。なお、ダウンロード及びインストールに関するお問い合わせは、アドビシステムズまでお願いいたします。