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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2014年6月30日
生産No.1401

製品の省エネ性能向上に加え、最大需要電力(デマンド)管理などでピーク電力抑制を推進

三菱電機グループ「環境報告2014」公開のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、三菱電機グループ※1の低炭素社会・循環型社会形成に向けた2013年度の環境経営の取り組み結果を「環境報告2014」として、本日から三菱電機オフィシャルウェブサイトで公開します。

  • ※1:三菱電機、国内関係会社116社および海外関係会社73社の合計190社が対象



「環境報告2014」(2013年度の環境経営の取り組み)掲載URL

http://www.MitsubishiElectric.co.jp/corporate/environment/

2013年度の主な結果と今後の取り組み

  1. 製品使用時のCO2削減:平均削減率は33%、中期・長期目標を上回る結果に
    • 2013年度の製品使用時のCO2平均削減率は33%(対象110製品)となり、2012年度実績の29%(対象109製品)を上回るとともに、現在推進中の第7次環境計画(2012〜2014年度)の目標27%、長期ビジョン※2の2020年度目標30%をいずれも前倒しで達成しました。
    • CO2削減貢献量※3は、9,469万トン(「最終製品99製品」で2,820万トン、部品など「中間製品31製品」で6,649万トン)となり、2012年度4,903万トンより増加しました。
    • 今後も、エネルギー効率の高い製品の開発と販売拡大に取り組みます。
    • ※2:創立100周年の2021年を目標年とする、三菱電機グループの環境経営における長期ビジョン「環境ビジョン2021」
    • ※3:旧製品(2000年度販売製品)から、エネルギー効率の高い新製品(2013年度製品)への置き換えにより削減できたとみなすCO2の量。第7次環境計画から新たに把握を始めた
  2. 生産時のCO2削減:総排出量を93万トンに抑制、原単位も6ポイント改善
    • 2013年度のCO2総排出量は93万トンとなり、排出量目標の100万トン未満に抑制しました。なお、排出量の売上高原単位※4は、基準とする2010年度比で90%となり、目標の86%には届かなかったものの、2012年度実績の96%から6ポイント改善しました(図1参照)。
    • 東日本大震災後に導入した「デマンド監視システム」に「太陽光発電量のリアルタイム・モニター機能」を新たに追加し、2013年度から発電規模に応じたデマンド管理を開始しました。これにより、2014年4月施行の改正省エネ法が狙いとする電力需要平準化によるピーク電力抑制に対応します(図2参照)。
    • また、「空調・照明などのユーティリティー機器の高効率化・運用改善」などを進め、さらなるCO2削減に取り組みます。
    • ※4:排出したCO2の量を売上高で除したもの


  3. <図1:三菱電機グループ全体での生産時のCO2削減計画>

    <図2:「太陽光発電量のリアルタイム・モニター機能」を追加したデマンド管理>

  4. 廃棄物の最終処分率:単独では10年連続目標達成、海外も継続して改善
    • 2013年度の当社単独の廃棄物総排出量は9.2万トン(2012年度比1万トン増)で、最終処分率※5は0.001%(第7次環境計画の目標0.1%未満)となり2012年度から半減し、10年連続で目標を達成しました。
    • 2013度の国内関係会社の廃棄物総排出量は6.4トン(2012年度比0.4万トン増)で、最終処分率は0.09%(第7次環境計画の目標0.1%未満)と2012年度の0.06%から微増しましたが、4年連続で目標を達成しました。
    • 2013年度の海外関係会社の廃棄物総排出量は6.1万トン(2012年度と同量)で、最終処分率は1.04%(第7次環境計画の目標1.0%未満)となり、2012年度の1.55%から0.51ポイント改善しました。
    • ※5:直接埋め立て量を総排出量で除したもの

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