三菱電機株式会社は板金加工における多様なニーズに対応するため、ファイバー二次元レーザー加工機の新製品6機種を1月29日に発売します。発売済みの製品とあわせ出力・ワークサイズ別に、10機種のフルラインアップで事業展開します。
新製品の特長
- 6kWファイバーレーザー発振器の搭載により、加工能力の向上と省エネを実現
- 【ML3015NX-F60、ML3015eX-F60、ML4020RX-F60、ML6030XL-F60】
- ・軟鋼16mm厚の加工速度を1.4倍に高速化※1 することで加工時間を33%短縮※2 するとともにランニングコストを14%削減※2
- ・最大加工板厚をステンレス材25mm厚、アルミニウム材25mm厚へ拡大
- ・独自の高速レーザー切断技術「F-CUT®」※3 を搭載し軟鋼9mm厚の加工時間を35%短縮※2
- ※1当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015eX-F40」との比較
- ※2当社ファイバー二次元レーザー加工機「ML3015eX-F40」で当社指定形状を加工した場合の比較
- ※3ビームのオン・オフを軸移動にあわせ高速同期させ、軸移動の停止時間をなくす加工技術
- 新開発の加工ヘッド搭載により、連続加工を支援
- ・新開発の加工ヘッド「ズームヘッド」の搭載※4 により、材質・板厚に応じてビームを最適制御し、異なる材質・板厚の連続加工を支援
- ・「マグネットダメージ軽減機能」を搭載※5 し、万一の加工ヘッド衝突時の安全性を向上
- ※4ML3015SR-F20を除く、ML4020RX-F40はオプション
- ※5ML3015NX-F60を除く
- 独自の加工技術により、2kWファイバーレーザー加工機の加工能力を向上
- 【ML3015SR-F20】
- ・薄板から中厚板まで「F-CUT®」を適用し、軟鋼6mm厚の加工時間を最大35%短縮※6
- ・独自の加工技術により、2kWファイバーレーザー加工機で軟鋼25mm厚の切断を実現
- ※6F-CUT非使用時との比較
発売の概要
製品名 | 形名 | 定格レーザー出力 | 発売日 | 生産台数 |
ファイバー二次元レーザー加工機 | ML3015NX-F60 | 6kW | 1月29日 | 合計100台 (2016年度) |
ML3015eX-F60 | 6kW | |||
ML3015SR-F20 | 2kW | |||
ML4020RX-F60 | 6kW | |||
ML4020RX-F40 | 4kW | |||
ML6030XL-F60 | 6kW |
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部
TEL: 03-3218-6560 FAX: 03-3218-6822