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ニュースリリース

テキスト版

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2017年11月29日
電シ本No.1709

移動体の高精度測位利用拡大に貢献

準天頂衛星対応センチメータ級高精度測位端末「AQLOC」発売

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 三菱電機株式会社は、準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス(以下CLAS※1)信号を受信できるセンチメータ級高精度測位端末「AQLOC(アキュロック)」の受注を2017年12月1日に開始し、2018年4月1日11月1日に発売します。本製品は、世界最小レベル※2の受信機と4周波対応アンテナ※3で構成し、農機・建機・鉄道・ドローン・除雪車などの移動体に搭載することで、リアルタイムでセンチメータ級の測位ができます。今後さまざまな分野での高精度測位の利用拡大に貢献します。

  • ※1CLAS:Centimeter Level Augmentation Service
  • ※22017年11月29日時点 2018年10月5日時点、当社調べ
  • ※3L1(E1)、L2、L5(E5)、L6の4信号
準天頂衛星対応センチメータ級高精度測位端末「AQLOC」

準天頂衛星対応センチメータ級高精度測位端末「AQLOC」

新製品の特長

  1. リアルタイムで移動体の高精度測位を実現
    • 準天頂衛星システムから日本全国に無償で配信(2018年度からサービス開始予定)されるCLAS信号を受信し、リアルタイムで移動体のセンチメータ級の高精度測位を実現
    • ローカル補正情報(電離層・対流圏遅延補正)を含むCLAS信号の特長により、数秒から数十秒以下の初期捕捉時間を実現
  2. 小型・軽量設計により、さまざまな移動体に搭載可能
    • 受信機およびアンテナに独自の構造を採用し、世界最小レベルの小型・軽量化を実現し、ドローンなどの小さな移動体へも搭載が可能
  3. 自律測位やネットワーク型測位補強情報による測位を実現
    • 衛星からの信号が受信できないトンネルや高架下でも、受信機に搭載したジャイロと移動体からの車速パルス信号による独自アルゴリズムにより安定した自律測位を実現
    • 地上配信のネットワーク型測位補強情報(ネットワーク型RTK方式/RTCM※42.3/3.2)による測位にも対応
    • ※4RTCM:Radio Technical Commission for Maritime Services
      海事用無線技術委員会で規定されているGNSS※5データの標準フォーマット
    • ※5GNSS:Global Navigation Satellite System 全地球測位衛星システム

発売の概要

製品名 形名 価格 発売日
準天頂衛星対応センチメータ級
高精度測位端末「AQLOC」
AQLOC-VCX オープン価格 2018年4月1日
2018年11月1日

本製品は、2017年12月1日より受注を開始します。

お客様からのお問い合わせ先

三菱電機株式会社 電子システム事業本部 高精度測位事業推進部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03-3218-9646 FAX 03-3218-2864

変更履歴

2018年10月5日:製品の仕様を一部変更(詳細は「リリース全文」をご覧ください)

2018年3月12日:準天頂衛星対応センチメータ級高精度測位端末「AQLOC」発売日を修正

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