ニュースリリース

掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2018年4月19日
FA No.1805

AI技術により予防保全や品質向上など、生産現場の効率化を実現

三菱電機 Edgecross対応ソフトウェア「iQ Edgecross」発売のお知らせ

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 三菱電機株式会社は、「Edgecross※1」に対応し、産業用PCで動作するソフトウェア製品群「iQ Edgecross※2」として、AIを搭載し生産現場の予防保全や品質向上に貢献するデータ分析・診断ソフトウェア「リアルタイムデータアナライザ」と、高速で容易にデータ収集できる「データコレクタ」4機種を5月8日に発売します。エッジコンピューティングを活用し、当社が提唱する「e-F@ctory※3」を強化することで、生産現場の効率化を実現します。

  • ※1FAとITを協調させるオープンな日本発のエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム
  • ※2Edgecrossに対応した当社エッジコンピューティングソフトウェアの名称
  • ※3FAとITを活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するFA統合ソリューション提案

「e-F@ctory」における「iQ Edgecross」の位置付け

「e-F@ctory」における「iQ Edgecross」の位置付け

新製品の特長

  1. AI搭載の「リアルタイムデータアナライザ」で、予防保全や品質向上に貢献
    • 従来、オフライン分析用とリアルタイム診断用の2種類のソフトウェアが必要だったものを、1つのソフトウェアで稼働中にリアルタイムで分析・診断
    • 当社AI技術「Maisart※4」の類似波形認識技術を活用し、センサーなどの波形データを学習・認識することで、リアルタイム診断時での異常兆候検知の精度を向上
    • AI技術に加え、MT法※5や重回帰分析などの統計手法を活用し、問題発生時に要因分析が容易にできるなど、生産現場の予防保全や品質向上をプログラムレスで実現
    • ※4Mitsubishi Electric's AI creates the State-of-the-ART in TechnologyMaisart
      当社のAI基盤技術・応用技術等のAI技術ブランド
    • ※5マハラノビスタグチ法:データの相関関係により正常時との違いを検出する手法
  2. 「データコレクタ」4種類により、生産現場のデータを高速かつ容易に収集
    • CC-Link IEフィールドネットワーク対応の「データコレクタ」※6により、生産現場での高速なデータ収集(最速1ms)を実現し、高精度な装置制御に貢献
    • SLMP※7、OPC UA※8、MTConnect※9対応の「データコレクタ」により、様々な機器やデバイスからデータを容易に収集
    • ※6「CC-Link IE フィールドネットワークデータコレクタ」は、当社製の産業用PC「MELIPC MI5000」(2018年4月19日発表ニュースリリース「三菱電機産業用PC『MELIPCシリーズ』発売のお知らせ」参照)にプリインストールして販売。今後、ソフトウェア単独での販売も予定
    • ※7Seamless Message Protocol: Ethernet製品とCC-Link IE対応機器でのネットワークの階層・境界を意識しないアプリケーション間の通信を可能にする共通プロトコル
    • ※8米国OPC Foundationが策定したプラットフォーム非依存の通信規格
    • ※9米国MTConnect協会が標準を定めた工作機械向けの通信規格

お客様からのお問い合わせ先

三菱電機株式会社 機器計画部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL 03-3218-6610 FAX 03-3218-6823

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